こんにちは。
無印良品 西友荻窪です。
無印良品では、2019年より、限定店舗にて「不揃いりんご」の販売をしています。
味に変わりはないのに、軸が取れているから、色ムラがあるから、キズやシミがあるから、といった理由で「規格外」にされる農産物。
見映えは悪くても、おいしいものはおいしいと、食べて実感してほしい、“おいしい”の基準を変えていきたい……そういった取組みの第一歩として、無印良品では規格外品にされた青森県産のりんごを、あえて生のまま販売しました。
二年目の2020年は、無印良品のコンセプトでもある「工程の点検」にも挑戦。
①りんごに赤い色をつけるための作業
②外観で選別する作業
③サイズを細かくわける作業
生産者に無印良品専用の畑を確保いただいて、上記の作業を省いて育ててもらい、全国80店舗で販売しました。
今後国内の農業人口の減少や、高齢化が進むにあたり、おいしい農産物をこれからも国内でつくり続けていけるようにするためには作業負担を少なくしながら作るノウハウや、無駄の少ない流通の仕組みの開発が必要です。
無印良品がこのりんごを販売し“おいしい”の基準を変えていくことで、少しでもその一端が担えたら……と考えました。
生産者からは、手抜きだと思われないか?という心配の声もいただきましたが、上記の無印良品の思いを汲み取っていただき、ご協力いただきました。
そして三年目、2021年。
今年は昨年の取り組みをさらに進化・拡大させて全国127店舗で販売します。
無印良品 西友荻窪でも販売いたします。
■今年の取り組みの特徴
①日光に当たりやすいように事前準備で実施する枝の剪定作業の方法の見直し
②コンセプトに共感いただいた生産者のネットワークが3農園に増加。販売総量は前年比で約2倍に、販売店舗も127店舗に
③店頭販売時期に合わせ、不揃いりんごを箱単位でネットストアの諸国良品でも販売
販売するりんごは「サンふじ」
1個120円
ふじの中でも太陽の光を浴びた状態で栽培したふじを「サンふじ」と呼びます。
太陽の光を浴びることで、甘みが強く、りんご本来の香りやコクがあり、蜜が入りやすく果汁も多いのが特長です。
協力いただいた生産者さんは、青森県弘前市の「成田農園」「対馬農園」「齋藤農園」の方々です。
今回販売するりんごは、正規品以外にも市場に流通しない規格外も含みます。
キズやスレ、変形や軸なしなど見た目から判断すると品質に不安を覚えるものもあるかもしれませんが、おいしさに変わりはありません。
ぜひ、おひとつ手に取っていただき、不揃いりんごのおいしさを味わってみてください。
無印良品 西友荻窪
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