こんにちは。無印良品イオンモール木更津です。
2009年5月19日に販売開始した初代のバターチキンは、「日本のごはんに合うインドカレー」がコンセプトで、現在のバターチキンは5代目「カスリメティ₌ほのかな甘みが特長で、煮込みの仕上げに使われることが多いスパイス」や「ギー₌バターオイル」といった現地のバターチキンに使われている食材を使い、さらにもうひとつ味を決める重要な要素の「トマト」の種類を増やしました。トマトは品種よりも、産地によって味の特長が出やすく、日本産は酸味型、ポルトガル産は甘味・酸味・旨味のバランス型、オーストラリア産は甘味型の、3種類をバランス良く使い、鶏肉を増量いました。初代バターチキンの発売当初は、まだ日本人に馴染みのあるカレー粉を使用していました。
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<カスリメティ>
一般的に「フェヌグリーク」といわれているスパイスで、インドでは乾燥させた葉を「カスリメティ」と呼びます。ほのかな甘みと苦みが混在する風味で、
少量を油で炒めると甘い香りが抽出され、煮込みの仕上げなどに使われます。(使いすぎると苦みが出ます。)
タンパク質やミネラル、ビタミンなどを豊富に含むとされており、インドではベジタリアンの栄養源となっているそうです。
<ギー(バターオイル)>
インドを中心とした南アジアで古くから作られ、食用に用いるバターオイルの一種で乳脂肪製品です。
発酵無塩バターを煮詰め、水分やタンパク質を取り除いたものです。加熱ろ過の過程で水分、糖分、蛋白質などが除かれるので、バターよりも腐敗しにくくなり、平均気温の高い地域(熱帯・乾燥帯)において長期間、常温で保存することが可能になります。
独特の香ばしい香りが特長で、炒め物やお菓子作りに用いるほか、炊いた白飯に混ぜたり、焼きたてのチャパティやナンに塗って食べます。
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是非バターチキンを食べ比べてみてはいかがでしょうか。
無印良品 イオンモール木更津