イオンモール各務原

【イオンモール各務原】花のある暮らしを~フラワーレッスンのご案内~

【イオンモール各務原】ドゥタン

スタッフのおすすめ

2022/04/12

鵜沼駅からほど近くのところに、素敵なお花屋さんがあることをご存知ですか?

実は私、このお花屋さんの存在を知ってから 実際に店舗に入ってみるまでに、数年かかりました。
「あの素敵な雰囲気のお花屋さんに、いつかは入ってみたい」…そう思いながらも、いつも一歩が踏み出せず、外から眺めるだけ。うーん、またにしよう…と帰ってしまうことを何度か繰り返しました。
 
けれど、ようやく足を踏み入れた時、「あぁ、もっと早くに お店に入ってみればよかった」と思ったのです。
通りから見えるお店の入り口は、お店のほんの一部だけ。
人の顔で例えたら、ちらりと横顔が見えるだけのような感じでしょうか。一歩 足を踏み入れると、入り口通路から奥へと広がり、そこにはたくさんの季節の花々やグリーンに加えて、見たこともないような色や形の花々がたくさん生けられていました。街の中でそこだけ時間の流れが止まったような、静かで穏やかな時が流れる店内は、美しく甘い香りに満ちていました。
 
【イオンモール各務原】ドゥタン
 
「花の良さをたくさんの人にお伝えしたい。」
そんな想いを胸に、2008年『Doux Temps.(ドゥタン)』という名のアトリエをオープンさせたフラワーデザイナーの石坂さん。
花の師匠に連れて行ってもらった花の都パリでたくさんの花屋を巡り、花の魅力に深く感動した石坂さんは、自分のアトリエの名前をフランス語から選ぶことにしました。
『Doux[ドゥ]』は 『 穏やか、甘い』。『Temps[タン]』は『 時』。この二つの単語の意味も 発音も 字体も気に入り、『ドゥタン』と名付けたのだそうです。
 
【イオンモール各務原】ドゥタン
 
アトリエをオープンさせる際の店内改装は、こだわりたいけど予算もなかったからと、看板と電気関係以外はご自分達でされたのだそう。大工さんや外構工事の仕事をするご友人や 同級生が応援に駆けつけてくれて、壁紙を剥がす作業からスタート。漆喰を塗ったり、天井にペンキを吹き付けたりと、多くを『手作り』。思ってた色がなかなか再現できず、何度もやり直して…、そうしてできあがった大切なアトリエ。
 
【イオンモール各務原】ドゥタン
 
念願のオープンが叶った後、最初は地域の方々に知ってもらうの事が大変だったとのこと。
「一人一人のお客様を大切にし、心を込めてお花を作り続けました」という石坂さん。そのような努力の甲斐もあり、今では多くのお客様に足を運んでいただけるようになったのだとか。
 
【イオンモール各務原】ドゥタン
 
「お客さまとの出会いやご縁に恵まれたことに感謝しかありません。そしてまた、自分と同じ気持ちで働いてくれるスタッフ達と一緒に、花に囲まれながら仕事が出来ることが嬉しくてなりません。」とお話してくださった石坂さん。お客様に喜んでいただけることが、何よりの喜びだとおっしゃいます。
 
【イオンモール各務原】ドゥタン
 
そんな石坂さんのお仕事に対するこだわりを、少し教えていただきました。
「こだわりは、珍しく美しい花を仕入れる事。可愛い花を見つけると連れて帰らずにはいられなくなってしまいます。そして何より、花を生かす事。そのために 私たちの知識やセンスを十分に発揮すること。けれども、自分の思いだけではなく、やはりお客様のイメージや気持ちに寄り添うことが大切だと考えています」
そして、日々の小さな作業にも細やかな心遣いを忘れません。
「花持ちが変わる水あげは丁寧に行なって、鮮度のいいものをお客様にお渡ししたいと日々思っています」とお話してくださいました。それはもしかすると小さなことなのかもしれませんが、どんなに忙しくてもその「小さなこと」を大切にできることが素敵だなと感じました。
 
【イオンモール各務原】ドゥタン
 
そんな『Doux Temps.(ドゥタン)』の石坂さんが、無印良品イオンモール各務原でフラワーレッスンをしてくださることになりました。「花のある暮らしを多くの方に楽しんでいただけたら幸いです」という石坂さんの想いが、多くの方に届くと良いなと思います。フラワーレッスンの詳細については、MUJI passport アプリのイベントページからご覧くださいね。
 
 
無印良品 イオンモール各務原