みなさんこんにちは。まちの保健室です。
3月から、その月におすすめの薬膳を紹介する『今月の薬膳』のおたよりがスタートします。
毎日の食事の中で簡単に取り入れられる季節の食材をご紹介していきます。
今月の食材は今から旬を迎える、いちごです。
まだ肌寒い日も続きますが、2月3日の立春を過ぎ、3月5日からは啓蟄(けいちつ)です。
暦上では春の訪れによって冬眠していた生き物たちが外に出てくる季節になりました。
そんな春は、中医学では「肝」に負担がかかる季節とされています。
五臓に関して詳しくは
こちら。
春に負担がかかりやすい「肝」は、からだにとって欠かせない「血」を貯めていて、「気」の巡りにも深く関係しています。
いちごには、「気」の高ぶりを鎮め、「血」をととのえるはたらきがあると言われています。
「気血水」について詳しくは
こちら。
みなさんは、春になるとイライラしたり、落ち着かなくなったりすることはありませんか。
そんな方はこの季節に、こまめにいちごを食べてみてはいかがでしょうか。
いちごの五性は涼で、五味は甘・酸。体内の熱を冷まし、胃腸のはたらきを活性化してのどの渇きを潤してくれます。
ただし手足の冷える方や、下痢気味の方は控えめにしましょう。
五性に関して詳しくは
こちら。
それでは、いちごのおすすめの食べ方を紹介します。
まずは乾燥いちご。
乾燥することで栄養素がぎゅっと凝縮し、ビタミンCがより豊富になります。目元のクマやシミが気になる方におすすめです。
そして、もちろんそのままでも美味しいのですが、牛乳につける食べ方です。
栄養が豊富になることはもちろん、体を潤してくれるため便秘ぎみの方にもおすすめです。
どちらも身体を冷やす作用があるので、食べ過ぎにはご注意くださいね。
まちの保健室では薬膳をはじめ、みなさんからのさまざまな健康相談をお待ちしております。
気になる方はぜひ、まちの保健室までお越しください。
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