今回は、無印良品の”ものづくりの考え方・わけ”ついてご紹介します。
1980年、西友のプライベートブランドとしてスタートした無印良品。
商品開発の基本は、生活の基本となる本当に必要なものを、本当に必要なかたちでつくること。
その為に、無印良品が大切にしている”ものづくり考え方”はご存知でしょうか。
『素材の選択』 『工程の点検』 『包装の簡略化』
実は、普段何気なく並んでいる商品には、無印良品らしい思想が沢山詰まっています。
そんな考え方の中から、『工程の点検』に関連した商品をご紹介します。

りんごジャムサンドクッキー
青森県産りんごを使ったジャムをはさんだ素朴なクッキー。無印良品の定番のお菓子の一つです。
長年定番として愛されてきたクッキーですが、よく見ると、クッキーが裏表バラバラなのです。
一見、適当にサンドされたクッキーも、”りんごジャムをサンドしたクッキー”に変わりはありません。
そんな本来の質や美味しさに関係の無い、”裏表を揃える”という工程を省く事が、実はコストダウンにも繋がっています。
その他にも、

無選別しょうゆ揚げせん
成型の際に無駄が出ないように四角くカットした生地を使用しそのまま揚げています。
四角い生地を、そのままをせんべいに。

不揃いホワイトチョコがけいちご
粒の大きさを揃える手間を省いています。大きくても、小さくてもイチゴはイチゴ。

敏感肌化粧水シリーズ
共通の無染色のボトルを使用する事で、内容物に関わらず使用できます。

再生紙ノートシリーズ
ムダなプリントなどをせず、使う向きを決めていないので、上向きでも下向きでも、表からでも裏からでも自由に使えます。
今回ご紹介した他にも、”工程の点検”に関連したアイテムは売場にまだまだ沢山ございます。
商品には3行程の”わけ”も記載してあるので、気になるアイテムを探してみてはいかがでしょうか。

無印良品 イオンモール鶴見緑地