セントシティ北九州

【セントシティ北九州】ちょっくら小倉12くら目①

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イベント・地域情報/地域情報

2022/08/17

こんにちは。
無印良品セントシティ北九州です。

皆さんに小倉の魅力を伝えたい!という想いから始まった「ちょっくら小倉」。主に小倉北区の地域情報や、イベント情報をちょっくら配信していきます。

12くら目となる今回は、2回に分けてお伝えしていこうと思います!いつものちょっくらと比べ長文となっておりますが、どうぞ覗き見して行って下さい。



今日ご紹介するのは、「九州みつばち工房」さんです。
九州を中心に、環境指標生物であるみつばちをテーマに、様々な活動に取り組まれており、小倉北区東篠崎にショップを構えています。
 
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店頭に並ぶのは、無添加・非加熱の「日本みつばち百花蜜」です。ニホンミツバチは色んな種類の植物から蜜を集めてくる為、百花蜜と呼ばれるそうです。ニホンミツバチの移動範囲や、季節によって、味が変わってくるそうです。面白いですねぇ。実際に、ちょっくら食べ比べをさせて頂いたのですが、色、香り、味、舌触り、全く違って驚きました。(もちろん全部おいしい!)

逆にセイヨウミツバチは固定の植物から蜜を集めてくる習性があるので、「レンゲ」や「アカシア」など、植物の名前で分類されていますよね。

でも、スーパーで百花蜜なんて、見たことない…それは、百花蜜が1年に数回しか採蜜できないからです。ニホンミツバチは体も小さく、1度の採蜜からとれるはちみつの量は1群(1つの巣箱)から約4kgと、とても貴重なことから「まぼろしの百花蜜」と呼ばれています。

また採蜜方法も、数日間かけて蜜が全て垂れ落ちるのを待つ、「垂れ蜜」と呼ばれる伝統的な方法をとっています。
 
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こちらは先日採ったばかりの巣を、蜜を取り出す前のものを頂きました。んんん、濃厚…!!!


さて、話は戻りまして。
九州みつばち工房さんには、その貴重な百花蜜、それも北九州の山田緑地や、八幡の猪倉、小熊野など、北九州各地で飼育しているニホンミツバチからとれた百花蜜を販売しております。
 
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本日はみつばち工房代表の舛本さんに、山田緑地内を案内して頂きました。ログハウス内には、ニホンミツバチに関する展示コーナーがあり、もちろんはちみつも販売しておりますよ。
 
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敷地内の森のゲートをくぐり、奥へ進むとさっそく巣箱が見えてきました。巣箱へ近づくと「ぶんぶんぶん」と、ハチの気配。巣箱の外にたくさんのニホンミツバチたちが集まっていました。これは、巣箱の中の温度が上がりすぎないように、外から翅で風を送っているそうです。
 
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ミツバチは、社会性昆虫と呼ばれ、成長に伴い役割が決まっています。
働き蜂と呼ばれるのはメスです。約1ヶ月の寿命で、巣箱内での掃除や育児等の内勤期から始まり、巣作り、はちみつ作りの期間を経て、花粉集めに巣箱の外へ出る外勤期に移っていきます。そして、巣にゴミを出さないよう、巣箱の外で最期を迎えます。一方オスは、あまり仕事をしません。針も持っていません。オスとしての役割を終えた時点で、死んでしまいます。
 
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こちらは、天敵のキイロスズメバチを威嚇している様子。蜜を持ち帰って来た、体が重く動きが鈍い働き蜂を狙っているそう。働き蜂を守るために、門番のミツバチたちが一斉に体を震わせて威嚇していました。

離れた場所から写真を撮ろうとしていた筆者に、

「人間のことを敵と思っていないから、近くに寄っても大丈夫」

と、舛本さん。
ニホンミツバチは、一度針を使ってしまうと、体の一部を失い死んでしまいます。命がけ。本当に危険を感じた時しか襲ってこない。ニホンミツバチたちは、桝本さんの事を匂いで覚えているらしく、桝本さんはこの日も帽子以外は半袖半パン姿でした。
 
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「今昔物語」でハチが飼われているという記述がある程、昔から人の生活に欠かせなかったミツバチの存在。昭和の初め、里山であったとされる山田緑地でも、ニホンミツバチの養蜂が行われていたそうです。

ミツバチは、蜜を集めるだけでなく、受粉の役割も担っており、自然を豊かにし、私たちの暮らしにも、野菜や果物などを届けてくれます。しかし、ミツバチは近年減少しています。農薬、異常気象、ストレスなどが原因とされ、私たち人間の生活が大きく影響しています。

舛本さんの山田緑地みつばちプロジェクトでは、養蜂だけでなく様々な講座やワークショップも開催しています。初心者向けの養蜂の採取方法や巣箱作りなど講座では、最近は若い方も多いそうです。こどもたちは、山田緑地の自然の中で、全く怖がらずにハチを観察しているそうですよ。

当店でも8月28日に店内にてワークショップを開催する予定でございます。
みつばち講座
蜜蝋クリームを作ろう
ご参加お待ちしております。
 
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とっても濃厚なはちみつを、味わってみませんか?
是非、ちょっくら立ち寄ってみて下さい。



その②では、山田緑地、や小熊野川の蛍について、ちょっくらお話したいと思います!


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