みなさん、こんにちは!
今回のおたよりは「フードドライブ、その後はどうなっているの?」をテーマにお届けします。
「フードドライブ」とは、ご家庭で使い切れず、余ってしまった食品を回収して、その食品を必要とする人たちにお渡しする活動です。当店では「
フードバンクかながわ」さまの協力のもと、昨年5月より商品の回収をスタートしました。
スタート時のおたよりは
こちら
レジ横や店内でポスターや見本を掲出していますので、ご覧になった方も多いかもしれませんが、おかげさまで、今では週に複数件のペースでお持ち込みいただいています。
当店でお預かりした食品は、梱包して「フードバンクかながわ」さまにお送りしていますが、お送りした後はいったいどうなっているのか…?
とても気になるところです。。
そこで今回「フードバンクかながわ」さまを訪問して、その答えを詳しく聞いてまいりました!
届いた食品は、まず大きく4つのカテゴリーに分別されます。
お米などの「主食・麺類」、缶詰などの「副食・調味料」、お菓子などの「菓子・嗜好品」、「飲料・その他」の4つのカテゴリーです。
分けられた食品は、さらに賞味期限別に月ごとに棚で管理されます。
写真では沢山あるように見えますが、これらもすぐに無くなってしまうそうです。
分配先は神奈川県下の子ども食堂や各種団体など200以上あって、その先の支援を必要とする様々な人たちに繋がっています。
分配先の団体にはあらかじめ何が必要かをアンケートして、できるだけ希望に沿ったものをお渡ししています(直接、個人にはお渡ししていません)。
特に希望が多いのはお米だそうです。回収したお米は再精米して適切な量に袋詰めし直して、真空パックでもお渡しをしています。回収した量だけでは足りないので、企業や個人からの寄付金で購入したりもしているそうです。
ご参考まで、「フードバンクかながわ」さまに寄せられた利用者の声をご紹介します。
◎利用者からのメッセージ(出典:フードバンクかながわ 2020年度事業活動のご報告パンフレットより)
・親が仕事で来所できない子どものいる家庭に、米・主食・菓子などをスタッフが届けました。子供のいる家庭は米やカップ麺を必要とされています。(地域のフードバンクより)
・食品の提供で本当に助かっています。冬になるにつれ、仕事もどんどん減ってきました。この1年状況はよくなるのかなと思っていたのに、ますます悪くなりました。本当に助かります(ひとり親世帯より)
・地方出身。コロナの影響で父親の仕事も減り、自分も塾の講師の仕事も減って生活が苦しくなった。食支援は助かる(学生より)
・コロナの影響で仕事がなく子どもの学校が休みのため、食費がかかる。特にお米はあっという間になくなり、あると嬉しい(子ども食堂のパントリー利用者より)…etc
フードバンクかながわさまは2018年に活動をスタートしましたが、企業や団体、個人からの支援や協力の輪が広がり、取り扱い量はどんどんと増えているとのこと。無印良品でお預かりした食品も、確実に必要としている人たちにお届けできていることが実感できました!
なお、当店では1月15日より日用品の回収もスタートしました。ご家庭で不要になったティッシュペーパーやマスク、生理用品といった衛生用品や、鉛筆や定規、コンパスなどの文房具を回収しています。また昨年秋からスタートした保冷剤の回収も引き続き行っていますので、お気軽にスタッフにお問い合わせください。
こうした取り組みを通じて、今まで以上に地域のみなさまのお役に立つ無印良品を目指してまいります!
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