皆さん こんにちは無印良品イオンモール広島府中です。
先日、広島パルコ店と合同で井仁の棚田に稲刈りに行ってきました。
井仁の棚田をご存知でしょうか?
安芸太田町に位置する、日本の棚田百選に選ばれたとてもきれいな棚田です。
しかし、過疎化や高齢化といった問題を抱えています。
無印良品は安芸太田の地域の皆さんと協力しながら、イベントを通して様々な世代の方に安芸太田の魅力を届ける活動を行っています。
井仁の棚田に到着して真っ先に見えたのは、黄色くなった稲穂でした。
8月末に訪れた際には緑色でしたので、景色の変化にわくわくしつつ、稲刈り開始です。
まず始めに、カマ片手に稲を刈っていきます。地域の方に教えてもらった時には、「そんなサクサクできない!」と思いましたが、開始15分ほどでコツをつかみ、無心で稲を刈り続けました。これがとても楽しいんです。
全て刈り終えたところで、藁で一束ずつに結んでいきます。これがかなり難しい…きつ過ぎると結べない、緩いとバラけてしまう。結ぶのに夢中でカメラにも気付いてません…。
苦戦しながらも結び終わったところで、乾燥のための作業に入ります。稲架(はさ)を組み立てて、一束ずつ交互に掛けていきます。半分に分けずに、6:4~7:3で分けるのがポイント。より多く掛けられるんだそう。最後に雨よけをかけて今日はここまで!2週間後に乾燥が完了し、脱穀ができるようになります。
終了後に井仁の婦人会の皆様がおにぎりを作ってくださいました。持参した「揚げ茄子とほうれん草の味噌汁」と一緒にいただきました。すっかり刈り終わった棚田を眺めつつ外で食べるおにぎりの美味しさといったら…とても貴重な体験が出来ました。
実際に稲刈りを体験することで、美味しいお米が毎日食べられるのは生産者の皆様がいて、稲作という文化を守り続けた人々がいるからなんだなぁ、と改めて知ることが出来ました。
生産者の皆様ありがとうございます。
今日もお米の美味しさを噛みしめながら日本に生まれた幸せを噛みしめています。
次回は稲刈り番外編をお届けします。