すっかりあたたかくなってきましたね。家の麦茶の消費量も気温とともにぐんぐん増えてきました。
麦茶と言えば六条大麦。
無印良品ニッケパークタウン加古川のあるここ東播地域は、
西日本有数の六条大麦の産地なのだそうです。
収穫された六条大麦の実は麦茶などに加工されます。
茎はこれまで、細断して田に鋤きこむ・燃やすなどしていたそうですが、
一昨年度より、JA兵庫南と福祉事業所との連携で「大麦のストロー」作りが始まりました。
今回、JA兵庫南の髙見香織さまを講師にお迎えし、
ストローをカットする際に出る、茎のさらに余った部分を使って、
北欧フィンランドの伝統的なモビール「ヒンメリ」を作るワークショップを開催しました。
当日は、普段ベッドなどを展示しているコーナーが、髙見先生の作られた素敵なヒンメリでいっぱい。
大麦ストローや、ヒンメリ素材の販売もされていて、前を通られるお客さまも興味深くご覧になったり、質問されたりしていました。
ストロー状の大麦わらに、長い針を使って糸を通し、その糸を結んでいくことで展開図状態から立体へと組み上げていきます。
とても複雑な形に思えたヒンメリでしたが、今回作っていただいたヒンメリは、実はこの八面体の組み合わせと聞いてびっくり。
組み上げ方も、お好みで。
それぞれ少しずつ違う形のヒンメリができあがりました!
参加された方からは
「はじめは難しく感じましたが、慣れてくるとどんどんおもしろくなっていきました。
こんなに集中して何かを作る時間はなかなかないので、とても充実したよい時間を過ごせました。
ヒンメリづくり、とても楽しかったので、余った材料を使ってまたぜひ家でも作ってみたいと思います!」
との感想をいただきました。
本来なら捨ててしまう部分を再利用して、こんなに素敵な作品ができるなんて嬉しいですね。
光があたると、壁に影が映るのもとっても素敵です。
ご参加のみなさま、ありがとうございました。
無印良品ニッケパークタウン加古川