九州全土、全て梅雨入りしましたね。
6月22日は、「夏至」でした。
日本には、四季の中に二十四節気(にじゅうしせっき)という、一年を24等分した季節の名前があります。
立春からはじまり、大寒で一年を締めくくるもので、昔はそれらの季節を元に農業を中心とした生活を営んできました。
「夏至」は、この日を過ぎると本格的な夏が来るという日で、
北半球では昼間が一番長い日になります。
昔は、夏至から11日目の半夏至といわれる日までに田植えを終える目安としていたそうです。
現在では、6月上旬にはほとんど田植えは終わらせているようですね。
地方によって、この半夏至の日に特別なものを食べる風習があるようです。
関西地方はタコ、近畿地方では小麦で作った餅をお供えしたり、
四国ではうどんを食べたりするとか。
いずれも、農作業で疲れた体を労う意味でも、好きな美味しいものを食べていたのではと思います。
あいにく、Cafe&Meal MUJIでは、
タコやうどんは提供しておりませんが、
梅雨のジメジメした時期に、体力を補うための
美味しいお料理を揃えております。
例えばこちらの【胡瓜とオクラのネバネバサラダ】
胡瓜とオクラ、ゆで鶏胸肉を有機梅入りのドレッシングで合えた一品。
実は、オクラだけでなく「モロヘイヤ」も刻んで入れていますので、それもネバネバの元になっています。
モロヘイヤはカロテンの含有量が多く、栄養価がとても高いお野菜です。
モロヘイヤに限らず野菜に含まれるネバネバの成分は、胃の粘膜の保護や免疫強化などを助けてくれる効果が期待できるとのこと。
たんぱく質の吸収を助ける面で、疲労回復にもつながり、夏バテ防止によいとされています。
梅にも疲労回復の効果が期待されるので、一緒になっているこのデリは、これからの季節にもってこいのお料理といえます。
夏に向かって梅干をつけたり、オクラが夏野菜である所以ですよね。
じめじめの季節でも、食べ物の力を借りて、少しでも心地よく元気に過ごすための知恵を楽しんでいたのだなあと感じます。
本日は太陽も顔を出していましたが、湿度は高め。
みなさまも、憂鬱な梅雨の時期ですが、
いろんな工夫を楽しみながら、
快適にお過ごしください。
Cafe&Meal MUJI COCOSA熊本下通
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