以前、ご紹介した「うえの夏まつり」。
約一か月にわたり続いた、下町情緒豊かな催しも今日8月12日で終わりを迎えます。
私は10日に上野公園の不忍池畔で行われた「日光さる軍団の猿まわし」を見に行ってきました。

今回の主役はJr.2(ジュニアジュニア)のお二人。※一人と一匹ですが、「二人」と呼ばせてもらいます。
お猿さんと人間の名前が同じ「ジュニア」というめずらしいコンビです。
さて、よく見るとお猿の背中、フワフワこんもりした毛が生えています。
「なんだか暑そう…。」
お兄さんの話ではこの夏、日光では一時的に寒い日が続いたせいで夏毛から、通常では秋頃に生え変わるフワフワした冬毛に戻ってしまったのだそうです。
今年の夏は冬毛のまま過ごすことになりそうで、お兄さんに霧吹きをかけてもらったり、ミニ扇風機で暑さをしのいでいました。

さぁ、今回はどんな演目を披露してくれるのでしょうか?
お兄さんと演目を確認するジュニア君、スマホを操ります。
所々、二人の小ボケとツッコミを挟みながら、お兄さんの声に合わせ、玉乗り、ハードル越えを披露していきます。


そして、この日一番歓声が上がったのはこの大技!技を繰り出す前のお兄さんの一瞬の気合に満ちた掛け声に、見ている側も緊張感が走ります。





「大成功!」これはハードルを前宙で飛び越える『ハードル前宙』。この技はに日本でジュニア君しかできない技!

さらに階段を逆立ちで降りたり、上がったり。
慎重に一段一段と進む姿は丁寧に仕事をやっているなぁと感じさせられました。



そして、見事な大ジャンプ!跳躍が美しいです。

最後は片手でジュニア君を持ち上げるお兄さん、二人の絶妙なバランス感覚!
最初から最後まで息ぴったりのお二人でした。

ところで、このピンッと背筋を伸ばして二本足で立つ姿、当たり前のように見ていましたが、これは立派な芸の一つなのです。
今回、一つ一つ丁寧に仕事をするお二人の姿、見に行って本当に良かったと思いました。
Cafe&MealMUJI上野マルイ