私たちの食卓に欠かせない調味料の醤油 。
お馴染みのものから各地域の特色あるものまで日本各地の醤油メーカーがそれぞれの地域性のある醤油造りをしています。
関東では濃口醤油、関西では淡口醤油、九州では甘い醤油だったり、醤油は地域の食文化を支える存在でもあります。
みなさんはどんな醤油を使っていますか?

Cafe&Meal MUJIで使用している醤油は兵庫県養父市にある100年以上続く醤油蔵「大徳醤油」の「機(とき)有るべし」。
国産有機の大豆と小麦を使用し、手間ひまのかかる天然醸造で造られる醤油は芳香でまろやかなコクが特徴です。
やさしく奥深い味で素材の味を一層引き立てます。
『「すべての命は機(とき)なくしてはありえない」という「有機」の語源と、醸造という行為そのものが
幾多の微生物のいのちの活動の生産物をいただくことだと心に刻んでほしい。』
そんな思いから「機有るべし」と名付けられました。
店舗では炊き込みご飯や一部デリに使用しています。ぜひ食べに来てください。
今回ご紹介した醤油「機有るべし」ができるまでが掲載された本「産地に教わる」が店舗にて発売中です。
麹作りからもろみの仕込み、発酵、熟成の工程まで天然醸造で造った、こだわりの醤油と生産者の思いが詰まっています。

「産地に教わる」(消費税込 2,376円)
Cafe&Meal MUJIでシェフを務める藤林シェフが4年間かけて書き留められたレポートが発端となり生まれた書籍です。
藤林シェフは以前より全国各地の生産者のもとへ足しげく通い、キッチンに届く前の食材や生産者の思いを伝える
レポートを作成していました。北は青森県から南は沖縄県までさまざまな食材の産地を訪ねた「産地に教わる」旅の記録です。
ぜひお手にとってみてください。
Cafe&Meal MUJI上野マルイ