こんにちは。ららぽーと富士見です。
みなさまは、わた菓子最近いつ食べましたか?
わた菓子について語らせてください。
私にとってわた菓子は、お祭りの屋台でキャラクターの絵が描いてある大きな袋を買ってもらうものでした。買ってもらうには高等な交渉術が必要で大抵交渉は決裂しておりました。兄妹のチームワークで運良く2人でひとつ手に入れた時も、どの絵にするだとか、誰が持つだとか、いつ食べるだとかでけんかしてましたっけ。翌日までとっておいて楽しみにしていたのに、しぼんでしまって大泣きしたり。「お母さんはたべていません」と言われて更に泣いたりと思い出は尽きません。
また、おばあちゃん家の近くにあった駄菓子屋さんでつくって食べるものでもありました。わた菓子の自動販売機があって、小銭を入れると、ザラメが機械の中心に落ち、モーターが動き出します。しばらくすると、甘い香りと共に機械のまわりに薄雲のような細いふわふわが現れます。わりばしを縦横無尽に駆け巡らせ、ふわふわを集めていくのです。この機械大好きでした。
無印良品にも『わた菓子』ございます。当店では入荷するとすぐに完売してしまう隠れた名品です。
小分けになっていてわた菓子が次の日しぼんでしまうということもありません。
こんなにわた菓子が身近になったことはありません。袋越しにふわふわをずっとながめられますし。
眺めていたら、
あれ、あれ?
おばけに見えてきましたよ。

目玉をつけて、口を描いてみます。
おばけちゃんが誕生いたしました!
手に持てるようにできないかしら?
紙製ストローがあったのでつけてみましょう。
袋の上からストローをセロハンテープで留めます。
空気を寄せるようにするのがポイントです。上の部分の出っ張りも、内側におさめます。

こんな風に。
ハロウィンが近いので折り紙で魔法の帽子とかぼちゃを折って、飾り付けしてみました。
リボンを結んだら、魔法のステッキの出来上がり!
仮装の仕上げに持っていたらかわいいです。

作者、気に入りのクッションの上にてくつろぎ中のおばけちゃん3人組。
どんな話をしているのでしょうか?
目と口を描いただけなのに、話し声が聞こえ、物語が始まりそうです。
人形劇をするのも楽しそうです。
「わた菓子ありますか?」
小さなお客様(大きなお客様も、もちろんお待ちしております)に聞かれると嬉しくなります。
わた菓子好きは受け継がれていくのです。これからもずっと。
召し上がったことのない方は是非お試しください。
ブログ冒頭の私のようにわた菓子の記憶がよみがえるかもしれません。

これからも、わた菓子をどうぞよろしくお願いいたします。
【おまけ】

左 出来立てほやほやのおばけちゃん
右 1週間程経過したおばけちゃん
おばけちゃんもパッケージからだすと1週間程でしぼんでいきます。
お早めにお召し上がりください。
無印良品ららぽーと富士見