みなさんこんにちは。
ブログ担当のKです。
複雑に入り組んだ現代社会で少し疲れた時、
自給自足の生活ってできるのかな? なんて考えることありませんか?
日本人の主食である|米|って自分で作れないのかなと考えていた矢先に
とある方からご紹介頂いて、今年、広島県の安芸太田町にある井仁地区の棚田での
米作りを体験することが、できるようになりました。

この井仁地区の棚田は広島県で唯一日本棚田100選にも選ばれていて、その光景を初めて見たとき「おおっ」と息を呑んだくらいです。
米作りの1年の流れとしては、
春の「荒起こし」に始まって、「代かき」、「田植え」、「草取り」、「稲刈り」と一連の流れを経て、お米が収穫されるわけですが、
今回は、その第一段階の「荒起こし」に参加して参りました。
これが、今回我々が米作りを行う田んぼのひとつです。

鍬で耕せるくらいの大きさですが、今回は機械に頼ります。

さすが、機械です。
ドンドン進んでいきます。

最後に田んぼの外側に溝を掘っていきます。
これは、水の通り道ですね。
そして、最後に田んぼの外周にトタンを立てていきます。
これは、田んぼの水が外に溢れないようにするためです。

だいたい30分くらいで「荒起こし」は終了しました。
ひょんなことから始まった米作り体験ですが、私が生まれてから15年育った田舎では
家の周りには、当たり前のように田んぼがあり、ボールが田んぼに飛んでいったら裸足で入ったり
秋の収穫を終えた田んぼで、野球をしたり、とんどなどの季節の行事があったものです。
田んぼは生活の一部だったのです。
しかし、今、私の住んでいる家の周りには全く田んぼはなく懐かしさや感動をおぼえました。
一方で耕作放棄地や食料自給率の社会問題もあり、
今回の米作りを通じて何か少しでも社会に役に立つきっかけができればいいなと考えています。
無印良品 広島アルパーク