こんにちは。
今週の|無印良品ちょっといいところ|をお伝えします。
担当の|S|です。
先日の缶詰のおたよりはご覧いただけましたか?
かなり荒々しい料理(?)をお届けしましたが、もちろんもっと素敵な調理法はいくらでもありますので、皆さま是非おためしください。
今日はそんな缶詰からのいい話。
この鮭缶ですが、実は無印良品の原点に近い考え方で作られています。
無印良品が生まれたのは1980年。その翌年、1981年にこんなコピーがありました。
しゃけは全身しゃけなんだ
鮭の缶詰めは、見栄えをよくするために、形が揃った胴体の部分の身が使われていました。
頭としっぽにも、おいしい部分がいっぱいあるのに…
それを無駄なく使いたいと思って生まれたのが、当時の鮭缶でした。
無印良品は、大量生産、大量消費の安さではなく、モノづくりの無駄を省き、発想を変えることで、結果的に安くなる。
そういった思想が、短く凝縮されたフレーズが「しゃけは全身しゃけなんだ」なんです。
先日新商品として販売を開始した缶詰も、同じようなことを考えました。
当店の冷凍食品で、
|サーモンのスモーク ブラックペッパー| 消費税込 290円
というものがあります。
その製造工程を見ていると、鮭の中骨部分を使えないか?という発想が生まれ、開発につながりました。
いつもなら食べにくい部分ですが、やわらかくるまでしっかり煮てあるので、のどに引っかかったりもせず、モグモグと食べることができました。
北海道産天然の鮭のおいしさを、まるごと味わえます。
是非、ご賞味ください!
無印良品 広島アルパーク