こんにちは。
ららぽーと名古屋みなとアクルスの衣服スタッフです。
本日は商品ではなく商品に使われている素材について書いてみようと思います。
【綿の歴史】
文献によってまちまちですが、古いものだと約8000年前のメキシコで栽培されていたそうです。
そこからインドやパキスタンなど様々な国で栽培と製造されていき、日本に伝来してきたのは8世紀末頃と言われています。
ただ、その時は栽培がうまくいかなかったのか定着しなかったようです。
一説によると当時の日本では気温が合わずうまく育たなかったんだとか、当時はどれぐらいの気温だったのでしょうね。とても気になります。
また国内で栽培がはじまったのは1492〜1500年頃の三河国(現愛知県)で綿業は発展していきました。
明治期には「三河木綿」「三河縞」のブランドが確立し、全国に知られるようになります。
現在愛知では綿の栽培は衰退してしまったものの、繊維関連の企業や機屋は地域伝統産業として受け継がれています。
【綿繊維の特徴】
綿で作られたものは、
吸湿・吸水性・通気性・肌触りが良い・保温性が特徴的。
綿の繊維は中央部分に空間がある中空構造になっています。
この空洞によって断熱効果が生まれ吸水性・吸湿性が高まるため天然の機能性素材と言われたりします。
綿はポリエステル素材と異なり乾きにくかったり、シワになりやすいというデメリットも確かにありますが、
着心地が良くて春夏秋冬どの季節のお洋服にも使えるすごい繊維だったりします。
【無印良品のオーガニックコットンについて】
無印良品の商品タグやPOPに記載されたオーガニックコットンの表記ですが、
無印では製品に使用しているコットンの一部にオーガニック農法で栽培されたものを採用しています。
遺伝子組み換えをしていない種、科学肥料や農薬を使用せず栽培する方法で土壌の健康を保ち、持続可能な農業に貢献しています。
そんな使っているとちょっと嬉しくなりそうな話も少しずつご紹介できたらと思っています。
文章が長くなってしまいましたが、ここまでお読みいただきありがとうございます。
お店でお会いできるのを楽しみにお待ちしております。
【無印良品ららぽーと名古屋みなとアクルス】