
梅雨入り前の晴天すぎる日、コットンフィールドの草取りを行なってきました!
想像以上の緑(雑草)のじゅうたんが広がる中、コットンの 芽を列ごとに確かめながら、草取り開始です!
畝のわき、通路部分は電動の力を借りて草を刈り取り、道を作ります。
芽の近くはデリケートな作業となるのでやはり人力で…
当日は町田のクラフト工房LaManoのみなさんもお手伝いに来てくださいました。

不思議なことに全く発芽していない列もあれば、100%近く発芽しているのでは?という列もあり。
5月のこどもの日の種播き数日後に激しいスコールのような雨が降り、浅く播いた種が表面に浮いてきてしまったところも見受けられました。
とにかく少しずつですが雑草をとっていきます。
そのうちにコットンもどきに出会います。コットンの芽の茎は赤みを帯びているのですが、そっくりな茎の赤い雑草が生えていて、これはコットンなのか雑草なのか…強烈な日差しの中、判断を迫られます。
雑草も生き延びるべく、本物にそっくりになってくるそうです。
木の葉などに似せる、擬態をする虫は知っていましたが、雑草もなかなかのものです。あまりに見事な擬態をしているものは敬意をもって見逃してみたり…


芽の出なかった列に、ぎゅうぎゅうに発芽している列、ポット植えしたものからとそれぞれ移植をしました。
土の上にでている部分はまだひょろひょろで頼りないのですが、移植しようとしてみるとしっかりと根を張っており、これからの成長を期待させる力強さを感じました!

完全に雑草を取り切ることはできませんでしたが、だいぶん土が見えるようになりました。なったはずです。
草取りをしている間は、今とってもまたすぐ生えてくるんだろうな…と思っていたのですが、この時期に雑草をとって、コットンを一番背高にしておくことで、今後の成長が全く違うそうです。それを聞いて、今回の草取りも(予定されている次回の草取りも…)大変意義のあることだ!と奮起した次第です。
今月はここ小田急町田で和綿を紡ぐ糸つむぎのワークショップを開催予定です。
ぜひ貴重な在来コットンに触れてみてください。
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小田急町田