浜松遠鉄百貨店

【浜松遠鉄百貨店】浜松銘菓『うなぎパイ』でおなじみ 新館地下1F『春華堂』|百貨店info#4

キービジュアル画像:浜松銘菓『うなぎパイ』でおなじみ 新館地下1F『春華堂』|百貨店info#4

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2019/11/05

知名度・美味しい・軽い・個包装……お土産としてうれしい要素がそろったうなぎパイ。誰に差し上げても喜ばれるので、わたしも帰省ときにはいつもお世話になっています。

でも、なぜうなぎをパイに? 中にうなぎは入っているの? 夜のお菓子ってなに? とよく考えると謎多き存在。

今回は、そんな『夜のお菓子 うなぎパイ』でおなじみの春華堂、浜松遠鉄百貨店の店長野村さんに詳しく教えていただきました。

「うなぎパイは、『浜松ならではのお菓子』を作りたいという思いから、昭和36年に生まれました。実際にウナギの骨の粉末が入っているんですよ!」

誕生当時は、地名の浜松よりも浜名湖のうなぎが有名だったそう。浜松のお菓子を作るには、名物『うなぎ』をテーマにするしかない! と思い至って開発したそうです。

当時から60年近く経った今では、まさに浜松土産の代名詞ともいえるほどの存在に。全国的にもこれほど地名と深く結びついたお菓子はなかなかないのでは? と思ってしまうほどです。

秘伝のレシピで作られるオリジナルに加えて、

ナッツ入り・VSOP(ブランデー入り)

ミニサイズ限定のナッツ&はちみつ味も加わって、今では合計4種類がラインナップされています。

「うなぎパイ ミニ」は、てっきりオリジナルのサイズ違いだと思い込んでいましたが、ミニ限定の味だったとは……。

ちなみに、なぜキャッチコピーは「夜のお菓子」なんでしょうか?

「夕食の家族団らんを楽しんでほしいという思いからつけられてますが、もちろんいつ食べていただいてもOKです!」

「実は姉妹品に朝と昼のお菓子もあり、セットで買っていかれる方も。定番のうなぎパイは駅の売店でも買えるので、+αを求めて百貨店まで来てくださるお客様もいらっしゃるんですよ。」

パッケージもサイズもかわいらしいこちらは、女性からの人気が高いそうです。

「うなぎパイは昔ながらのレトロなパッケージ。こちらは今風の色合いにしてます。今どきは、お土産や贈り物でも、気負わずに気軽に差し上げられるものが人気だと感じますね。」と野村さん。

そんな気持ちにこたえて、人気のお菓子をちょっとずつ楽しめるアソートも売れ筋。季節のパッケージもかわいいですね。

その一方、百貨店ならではの大きなサイズの詰め合わせも地元の方から根強く愛されているそうです。

「今でこそうなぎパイが有名ですが、もとは和菓子屋なんです。百貨店まで来て下さるかたには、お饅頭や羊羹などの和のお菓子もぜひ味わってほしいですね。」

こちらの栗蒸し羊羹は創業時から作っている歴史あるお菓子。旬の栗をたっぷり使っているので、秋にしか味わえない季節限定品です。

みそまんは遠州に伝わる昔ながらの郷土菓子。味噌を練りこんだ皮でなめらかなこしあんを包んだお饅頭は、甘じょっぱい組み合わせがたまりません。

最近では、瀬戸内寂聴さんとのコラボ商品も! 昔から変わらない定番とトレンドのバランスが、長く愛されている秘訣かもしれませんね。

マネージャーも太鼓判のこちらのクッキー、

パッケージには、寂聴さんのメッセージが。勇気をもらいたい方はぜひ。

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