こんにちは。無印良品イオンモール春日部です。
本日『不揃いりんご』が入荷いたしました。
キズ、シミのあるりんご。
軸なしのりんご。
色ムラのあるりんご。
サイズもバラバラで、規格外とも呼ばれることのあるりんごですが、どれも"おいしさ"は変わりません。
無印良品では、見た目は不揃いですが、おいしさはかわらない『不揃いりんご』の販売を3年前の2019年より始めました。
1年目の2019年
"見た目が不揃いでも、おいしいものはおいしい。と食べて実感してほしい"という想いから規格外のりんごを全国で30店舗限定で販売したところ、ご好評をいただきました。
2年目の2020年
今後、農業人口の減少や生産者の高齢化が進む中、これからもおいしい農産物を作り続けたいという想いから、生産者とアイディアを出し合い、次の生産の工程を見直しました。
①りんごに赤い色を付けるための作業
日光を反射させて下から当てる反射シート、日光があたるように果実を回転させるつる回し、果実に日光をあてるための葉採り
②キズや色ムラなどを選別する作業
③サイズを細かくわける作業
通常7段階のところ、3段階の選別に。
今まで当たり前としていた作業の削減に取り組み、無印良品の考え方にご理解をいただいた農家さんのご協力もあって無印良品専用のりんご畑を確保いただき、前年よりも多い全国で80店舗で販売しました。
そして3年目の今年2021年
生産の工程を更に見直し、不要な作業を削減するだけではなく必要な作業は残す、取り入れるなど、常に改善をし、おいしいりんごを作り続けていきたいと考えています。
生産は、日本有数のりんごの産地として知られる青森県弘前市。
これまでと同様に、無印良品の考え方にご理解をいただいている成田農園さんを中心に、今年は新たに対馬農園さん、斎藤農園さんにもご協力いただき栽培した『不揃いりんご』を、おひとつ120円で販売します。
色ムラがあるので、ひとつひとつ、違った色をしています。
サイズや形も色々です。
軸割れのものも。
さて、このかわいい『不揃いりんご』の品種についても少しお話しましょう。
今回は、太陽の光を浴びた状態で栽培した“サンふじ“です。
太陽の光を浴びることで、甘みが強く、りんご本来の香りやコクがあり、蜜が入りやすく、果汁が多いのが特長です。
蜜があることで貯蔵性は低く、出回るのは長くても3月頃までです。
ふじ(サンふじ)は、日本のりんごの生産量の約50%を占める代表的な品種であり、収穫月は11月で、りんごの中では1番最後に旬を迎えます。
果汁が多くシャキシャキとした食感で、甘みと酸味のバランスがよく味にコクがあるのが特長です。
不要な作業はやめて育てている無印良品の『不揃いりんご』太陽の光をたっぷり浴びて、のびのびと育ち、
こんな形やあんな形。赤いけれど同じ赤ではない。個性を持って大きくなりました。"おいしさ"に変わりはない『不揃いりんご』は、全国で127店舗限定でお取り扱いしております。
どうぞ今が旬の『不揃いりんご』をご賞味くださいませ。
ご来店お待ちしております。
無印良品 イオンモール春日部