無印良品 京都山科は、感じ良い暮らしと社会のためのコミュニティセンターを目指し、地域の方々を主役にした活動をみなさんと一緒に考えるタウンミーティングを定期的に行っています。
今回のテーマは「コーヒー」。無印良品のコーヒーの開発に携わる渡邊さんと田中さん、そして京都の小川珈琲の名村さん、齊藤さんが登壇くださいました。
無印良品のコーヒーは〈小川珈琲〉さん、そして、ブラジルのコーヒー農園「ダテーラ農園」と一緒につくっています。前半のトークタイムには、そのダテーラ農園を訪れた田中さんがコーヒー豆ができる過程や農園の様子を旅の思い出とともに話してくれました。
ダテーラ農園の敷地のうち、コーヒーを育てている土地は2800ha。なんと山科区とほぼ同じ広さなんだそう。それだけで、とても広大な土地で育てられていることがわかりますね。
コーヒーの木は苗を購入して育てる農園も多い中、ダテーラ農園では種から育てています。その後、生育した苗をプランターにうつすのも人の手。収穫はこれだけ広いともちろん機械の力も借りますが、低い木の収穫は手作業で行われます。
でも、そうやって丁寧に育てられたコーヒー豆も、選別の工程で基準に満たない生豆は生産地で消費されたり、処分されたりするそうで、無印良品のコーヒーはそのなかから品質に影響のある生豆だけを取り除き「おいしいのにサイズが小さいだけではじかれている豆」を使用しています。
ちなみに、コーヒーの木は実がなるまでに約3年ほどかかるそうで、生産者の手間ひまを思わずにはいられません。
また、田中さんは農園の夕日が見える高台でみんなで1杯のコーヒーを淹れる「コーヒーセレモニー」という素敵なおもてなしのお話も聞かせてくれました。
後半は小川珈琲の名村さん、齊藤さんがコーヒーをおいしく淹れる7つのポイント教えてくれるレクチャータイム。そのポイントに倣って、最後はご参加のみなさんとコーヒーセレモニーです。
今回は無印良品のライト・ミディアム・ダークと3種類あるコーヒーから各テーブルで好みのコーヒーを選び、それにあうお菓子とのペアリングを味わいました。
そして、特別に発売前のコーヒーゼリーの試食も!コーヒーを飲むだけじゃない楽しみ方を見つけてほしいと開発されたコーヒーゼリーは、コーヒーの香りと苦味がしっかり活きていて、ほんのり甘く、みなさんからも好評でした。近日発売予定ですので、ぜひお試しください。
コーヒー好きなみなさん、「コーヒーの木から何年くらい実が収穫できる?」「ドリップパックで淹れるコツは?」「封を開けたコーヒーの保存方法って?」など各テーブルから様々な質問が飛び交い、普段はなかなかお話できないゲストの方たちとの交流も盛り上がっていましたよ。
最初は知らない人同士のテーブルも、わきあいあい楽しまれる様子をみて、コーヒーの魅力を改めて感じました。
目覚まし代わりの1杯、食後の1杯、ちょっと休憩の1杯。普段何気なく飲んでいたコーヒーだけど、この1杯が私たちのテーブルに届くまでの過程や関わってきた人たちのことを知ると、なんだかコーヒーがいつもよりおいしい。今回のタウンミーティングで、周年市のテーマのようにみなさんの心に“おいしい種”をまくことができていたらうれしいです。
ご参加くださったみなさんありがとうございました。今なら、季節限定のコーヒー 冬ブレンド、それにぴったりのお菓子も並んでいます。ご自宅でもコーヒーを楽しんでくださいね。
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