テレビゲームや携帯ゲームも楽しいけれど、ここにきて昔ながらの遊びが侮れません。何十年、何百年にわたって私たちの文化として残り続けているのは、やっぱり誰でも・いつでも・みんなで楽しめる遊びだからこそ。
おうちでの遊びに、かるたはいかがですか?
ただのかるたじゃありません。野菜の気持ちがわかる、かるたです。
「あめのひは あたふたするよ とまとくん」
トマトがひび割れてしまう理由を知っていましたか? なんと、お水の飲みすぎなんだそうです。雨がたくさん降ると、畑でトマトたちが慌てているかもしれませんね。
大人でも知らなかった野菜の特徴を、家族みんなで楽しみながら学べます。
たとえば冬にブロッコリーの先が紫色になっているのは、アントシアニンという色素を出して寒さから身を守るため。古くなったわけではなく、寒さにあたりぎゅっと甘くなった証拠なんです。
こういうことを知っていれば、毎日のお買いものにも役立ちそうですね。
『やさいのきもちかるた』は、地下1階の青果売場で野菜を販売している“坂ノ途中”が考えてつくったかるたです。
坂ノ途中は、「環境負荷の小さい農業を広げたい」という想いで、有機野菜を中心に環境への負担の小さい方法で育った野菜を販売する京都の八百屋さん。
かるたをつくった人である代表の小野さんは、つぎのように話します。
「おいしい野菜をつくる農家さんたちは、“野菜がなにを考えているのか”をとことん考えます。野菜の気持ちを食べる人たちにも知ってもらえたら、もっと野菜のことが好きになってもらえるんじゃないかな? と思うんです」
「僕らがご家庭においしくてバリエーション豊かな野菜をお届けするなかで、野菜を好きになっていくこどもたちをたくさん見てきました。こどもにも野菜の気持ちを知ってもらって、もっと野菜を大好きになってほしい。季節によって変わっていく味や食感の面白さを知ってほしい。そんな想いを込めてつくったのが、『やさいのきもちかるた』です」
知っているようで知らなかった野菜の気持ち。
料理するひとも、食べるひとも、このかるたで遊べば自然にもっと野菜と仲良くなれる気がします。
もしかしたら嫌いだった野菜も、ふしぎと食べられるようになるかもしれませんね。
『やさいのきもちかるた』の売場は、1階のOpen MUJIと、地下1階の“坂ノ途中”の売場にあります。
かるたはかわいらしいサイズのみかん箱に入っています。かるたは京都市右京区にあるこどものためのデザインプロジェクト・ワワワさんとの共同制作だそうです。かるたの裏は里山の風景を描いたパズルになっているんですよ。
見た目にもかわいいかるたは、プレゼントにも喜ばれそうですね。京都山科だけでなく、坂ノ途中のホームページからも手に入れることができるので、ぜひチェックしてみてください。
坂ノ途中ホームページはこちらから
■おまけ
いま、坂ノ途中のホームページでは『やさいのきもちかるた』のぬりえもダウンロードできます。
これは何のお野菜かな? 食べたことがあるお野菜はどれかな? などとお話ししながら、親子で楽しんでくださいね。
また、京都山科のMUJI deliveryでは、坂ノ途中のお野菜をおうちに届けるサービスを毎週末に実施中です。
詳しくはおたよりのお知らせ『今週のMUJI delivery』をご覧ください。
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無印良品 京都山科