うれしいことがあった日、つらいことがあった日、ケンカした日、おめでたい日。台所にはいつも家族の顔が集まって、会話があります。
古今東西から長く読み継がれてきた本をあつめて、「ずっといい言葉」とともに本のあるくらしを提案しているMUJI BOOKS。
京都山科のMUJI BOOKSでは、テーマごとにスタッフおすすめの本を提案しています。今月のテーマは「家族が集まる台所」
今日はその中でも本が大好きなスタッフが選んだものを皆さんに紹介しますね。
■台所のメアリー・ポピンズ おはなしとお料理ノート(P.L トラヴァース 著 / アノニマ・スタジオ)
「乳母であるメアリー・ポピンズは、とある一週間、バンクス家の子供達とお留守番をすることになりました。一緒につくるお料理は、イギリス伝統料理やデザートレシピなど57品。
料理家のアンダーソン夏代さんが、全てのレシピを試作され、翻訳もされました。一週間の献立を通して、イギリス文化も感じながら、楽しく美味しいお料理をしてみませんか?」
■みんなのおやつ(なかしましほ 著 / HOBONICHI BOOKS)
「おやつ作り初心者にもオススメですよ。
家にある材料で作れて、何より”ひとり暮らし”の方にも気軽におやつ作りを楽しめるように、ちいさめサイズのレシピが掲載されています。まずはプリンにチーズケーキ、ちょっと慣れてきたら自家製あんこを炊いて、どら焼きに挑戦してみてはどうでしょうか」
■テーブルの上のしあわせ(大橋歩 著 / 集英社文庫)
「日々忙しく過ごす中で、食事をただお腹を満たすためではなくて、生活を整えるためにとることは、身体にも心にもおいしいですよね。そんな思いの著者の大橋歩さんが、おいしくて心地いい食卓のための工夫やお気に入りを、かわいらしいイラストと共に綴っています。さっそくマネしたいこともたくさん載っていてわくわくしますよ。」
まだまだ予断を許さない日々は続きそうですね。はじめはだれもが不安を感じながら家で過ごしていたけれど、気づけば普段よりもぐんと家族との時間がふえて、わるいことだけでもなかったように思います。
我が家では子どもたちかがせっせとおやつ作りにはげみました。クッキーにはじまりバスク風チーズケーキまで。作った本人は自信に満ちた表情で、ほこらしげ。
それをあーだこーだ言いながら家族みんなで食べた時間は、こころがゆるっと解放したいい時間でした。
この夏はまだまだ”おいしい思い出”が増えそうです。
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