無印良品 京都山科 MUJI BOOKS で毎日お伝えしている「今日のずっといい言葉」から、特に印象的だった言葉をお届けします。
今回は只今開催中の『恥ずかしい料理』のブックフェアの本の中からです。
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『美味しんぼ』 30巻
出版社:小学館 作:雁屋哲 画:花咲アキラ 税込534円
掲載ページ180から
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「誰でも一つや二つ人に知られたら恥ずかしいけど、大好きな食べ物ってあるよね」
このセリフは、『美味しいんぼ』 30巻に収録されている「恥ずかしい料理」という話に出てきます。
登場人物たちがそれぞれ、いわゆる「恥ずかしい料理」を紹介していきます。冷蔵庫のあまりものを細かく切って焼いた「なんでも焼き」、パンの耳を揚げて砂糖をまぶしたものや鮭缶にマヨネーズと醤油を加えたもの。みながみな、紹介したあとに「恥ずかしいー! 」と叫びますが、そうは感じていない。
この恥ずかしい料理を、誰もが持っていると肯定して「でも旨いぞ」と愛を込めたセリフを各人が送り合う。
おいしいってなんだろうって考えました。
誰にも見せない、「恥ずかしい料理」。でも、日常の中にあるそれは、その人にとってのおいしい料理であることに変わりはない。その人の生活や日々の幸福が恥ずかしい料理にはつまっているのかもしれませんね。
京都山科 MUJI BOOKS 担当 添田
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