京都山科

【京都山科】デザオ建設 まちかど展示場vol.1|MUJI SUPPORT

【京都山科】デザオ建設 まちかど展示場vol.1|MUJI SUPPORT

MUJI Support/インテリアアドバイザー

2021/02/19

 無印良品 京都山科のMUJI SUPPORTでは、くらしにまつわるお悩みやお困りごとをいっしょに解決するのはもちろん、地域の中で良いものづくりをしている方とつながる活動を行っています。今回は、京都を中心に注文住宅をはじめさまざまな建物づくりを手掛ける工務店『デザオ建設』が、山科にオープンした「まちかど展示場」をご紹介します。
 
【京都山科】デザオ建設 まちかど展示場vol.1|MUJI SUPPORT

 取材に訪れたのは9月初旬。背中に汗をにじませ山科駅から歩くこと10分ほど、大通りからはずれた閑静な住宅街に「まちかど展示場」はありました。
 家を覆うシートが風になびく隙間から見えたのは、木材があらわになった建設中の展示場。それを仰ぎ、住む人のくらしをより良くする住まいってどんなものだろうと想像を膨らませていると、ヘルメットに作業着姿の総務部の日ノ下さん、注文住宅事業部の山本さん、デザオ建設リフォーム事業部の板東さんが迎えてくれました。
 
【京都山科】デザオ建設 まちかど展示場vol.1|MUJI SUPPORT

 足場に守られた家の玄関をくぐると、ぬくもりというよりもまだ自然に近いような木の香りが。落ちた木くずが舞い上がらないようにそっと足を踏み入れます。目に映るもの全部、木材。


■地域に寄り添うまちかど展示場

 デザオ建設はここ山科に本社を構え56年になります。京都の街並みとの調和や、自然環境との共存、住まい手の想いに誠実に向き合いながら、“京都に生き続ける住まい”を一棟一棟つくり続けてきました。そのデザオ建設が展示場として建設するのは、街のなかに建てる木造3階建て。SE構法を用いることで、狭小地など限られた敷地条件での建設も可能なのだそう。
 
【京都山科】デザオ建設 まちかど展示場vol.1|MUJI SUPPORT

 「地元だからこそ、ほかの展示場とは違うくらす人がイメージしやすく、身近に感じられる家を考えました」と話す板東さん。

 「そのためには、細かな設定が必要。そうすることで、より住む人を想った設えや家具の提案ができるんです。玄関に入ったときに自分ならどう住むかな、と想像してもらいたいですね」

 やさしい表情と気さくな雰囲気は、頼れるお兄さんみたい。さっそくお三方に展示場の中を案内してもらいました。


■光につつまれる家
 
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 図面と照らし合わせながら、むき出しの梁や柱、天井に張り巡らされた配線にスタッフ一同興味津々です。

 「まだ階段が出来てないんですが、2階へ上がってみますか?」

 緊張しながらはしごを上ると、正面に大きな窓のあるひらけた空間が。ここは?
 
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 「リビング・ダイニングです。一部吹き抜けの構造なんですよ。骨組み全体で建築を支えるので、柱や壁が少なく大きな窓や広々とした空間をつくれるんです」

 促されるまま見上げてみると、思わず歓声があがるほど開放感のある吹き抜けが。
 
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 太陽の光を受けた木材はやわらかく発光しているようです。そういえばこの展示場、いたるところに設置された窓から光りが入って、光につつまれているみたい。
 
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 「リビングの大きな窓からは朝日が入り、キッチンからは西日が見えます。暮れていく様子もとってもきれいなんですよ」

 ぜひ、夕方の雰囲気も見てもらいたい、と日ノ下さんをはじめ3人とも、うんうん、と相づち。
 時計をみなくても陽の入り方でなんとなく時間の移り変わりを感じられる家って素敵ですね。窓ひとつとっても、住む人を想う丁寧な気持ちが伝わってきます。


■木造って本当に木でできている
 
【京都山科】デザオ建設 まちかど展示場vol.1|MUJI SUPPORT

 建設中の展示場を見学して感じたのは、木造って本当に木で出来ていて、こんなにたくさんの木を使うんだってことです。ざらざら、つるつるした質感や、木の厚み、それぞれ違う木目をからだで感じると、感動が湧き上がってくるようでした。そして、その木材が人の手によって組み築かれていることの壮大で繊細な職人の仕事。なんだか、家を建てるって料理をつくるみたいです。
 
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 使用しているのは、『集成材』と呼ばれる木材。小さく切り分けた木材を乾燥させ組み合わせたもので、強度が安定しているのだそう。いわば、家そのものが大黒柱であるようなイメージですね。


■人と人のつながりを感じる家
 
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 「家をつくるって希望を伝えたら終わり、なんてことはないんですよね。僕たちはいっしょにつくっていくという感覚を大切にしたいんです。納得がいくまで話して、建設現場を見て、その先にあるくらしを考えて、お金に変えられない価値までも提供できるのは、注文住宅だからこそだと思っています」

 工務店とお客さまを超え、人と人同士のつながりを感じる家づくりということでしょうか。そうやって完成した家は思い入れもきっと違うはずですよね。
 
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 「なんなら、ここに椅子がほしい、ベンチがほしいなんて要望があればつくりますよ!」と茶目っ気のある笑顔を見せてくれた板東さん。
 家を建てるってただ住まいをつくるだけじゃなくて、その先のくらしをつくることでもあるんですね。完成が楽しみです。

 ご縁あって私たち無印良品 京都山科でこちらの展示場をコーディネートさせていただくことになりました。
 デザオ建設 まちかど展示場vol.2では、12月に完成した展示場の様子をお届けします。


デザオ建設HP


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