おたより「いっしょにつくろう」では、野菜ソムリエの先生考案の旬食材を使った料理の、レシピだけでは伝えられないコツや工夫をお届けします。
今回は民野先生が「
万願寺とうがらしとトマトのパスタ」を紹介してくれます。
主役は京都府産 万願寺とうがらしです。滋賀県産の完熟トマト、無印良品の『ロングパスタ スパゲッティ 1.6mm』を使います。
京都の夏に欠かせない「甘とうがらし」。今回使用した万願寺とうがらしは、甘みがあり肉厚なのが特長です。鮮やかな緑と切ったときに鼻に届く青い香りがキッチンに夏を連れてきてくれますね。
色のキープとそのほかの具材と同じタイミングで加熱できるように、あらかじめ電子レンジで加熱します。
トマトはフレッシュを使うので、完熟しているものがおすすめです。炒めると、みるみるうちにトマトソースに。
「少しつゆだくかなと思っても、パスタがソースを程よく吸ってくれるので、水分は飛ばし切らなくてもいいですよ」
味を調えたら、茹でたパスタと合わせます。デュラム小麦の旨みを引き出す製法でつくったスパゲッティは、コシのあるプリっとした食感が特長です。
「ポイントは茹で汁をソースに加えること。茹で汁にはパスタ自体のうま味が出ていますからね」
ニンニクとトマトの良い香り。彩りも元気の出る一皿ですね。
うま味はあるけどさっぱりなパスタは、これからの時期にもぴったり。シンプルな味付けだからこそ、万願寺とうがらしの甘みや水分の飛んだトマトの濃厚さ、そしてパスタ自体の味を感じることができます。パスタって気づかないうちにソースの味を食べていることがほとんどだったんだなと気づきました。
ぜひ、みなさんもつくってみてくださいね。
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