京都山科

【京都山科】七草がゆを食べましょう。|はなおか青果

七草がゆ

食のお便り/入荷情報

2020/01/07

「あけましておめでとうございます。青果担当のはなおかです。今年も野菜や果物の魅力をいっぱい伝えていきたいと思っています」
元気なはなおか
「ところで皆さん、お正月のごちそうで胃が疲れていませんか。今日は1月7日『七草がゆの日』ですよね」
はなおかと七草
「七草がゆは1年の無病息災を願って食べられるってことは知ってる方も多いと思います。平安時代からの風習で、七草がゆを食べると、邪気を払い万病を防ぐと言われているんです」
七草寄り
「春の七草、ぜんぶ覚えてますか」

せり、なずな……。えーと。

「『せりなずな 御形(ごぎょう)はこべら 仏の座(ほとけのざ) すずなすずしろ これぞ七草』と七草を詠んだ歌、一度は聞いたことありますよね。この七種類が春の七草です。小学生のときに一生懸命覚えたのがなつかしいです」
指さし七草
「風習や年中行事で季節のいろんな表情がみえるのは、四季のある日本の素晴らしいところですよね」

はなおかさんと七草がゆを食べてみました。
七草がゆ
お米の甘みと七草の香りがからだに染みわたりますね。

「ほのかにする七草の香りが子供のころはだめだったのに、大人になって食べると、この香りがいいと思えるんですよね」
食べるはなおか
食べるはなおか
からだを労わりながら、今年も元気にくらせますように、と願う日があるって、おかゆをおいしいと思えるって、しあわせなことなんだと改めて感じます。

「そうですね。謂れやそれぞれの効能を知っているかどうかも大事ですけど、それを知ったうえで、このひとに食べさせてあげたいなっていう、つくるひとの気持ちがなによりも大事だと思うんですよね。その気持ちがおかゆに染み出して、こんなやさしい味になるんじゃないですかね」

はなおかさんとお話しながら食べた七草がゆは心までふっとほどけるような、やさしい味がしました。

無印良品 京都山科