京都山科

【京都山科】お刺身もおまかせください|鮮魚売場から

お魚屋さんとホウボウ

食のお便り/入荷情報

2020/01/15

 明石の海から届いた新鮮な魚と、「いらっしゃい!」と元気な声が飛び交うお魚屋さん。地下1階の鮮魚売場は、なんだか市場に来ているような賑わいでわくわくします。
明石から届いた鮮魚
 「これとこれをお刺身にしてくれる?」とお客さまから注文が入りました。
お刺身のご注文
 「はい!ハリいかとホウボウの刺身やね」
 ハギさんは今日も元気です。

 注文が入った鮮魚がお刺身になるまで、を作業場に入って取材してきました。
 皆さんはホウボウってどんな魚かご存知ですか。
ホウボウ
 ホウボウは胸びれが異様に大きく、また胸びれの軟らかい部分が3つに分かれていて、それをまるで足のように曲げて海底を這って歩く、おもしろい魚なんですよ。

 「クジャクみたいできれいやろ」

 ハギさんがひれを広げてみせてくれました。びっくりするほど鮮やかですね。どうしてこんな色をしているのか不思議です。
 そして、これが足と言われている胸びれです。
ホウボウに足
 海底を這って歩く姿はなんともかわいいのだとか。いつか私も見てみたいです。
 森脇さんの手にかかればあっという間に半身に。
鮮魚スタッフさん
 骨もしっかり抜いてくれます。
骨抜き
切り身
 「ホウボウはね、白身魚なんですよ。タンパクで甘味があって、食感はもちもちしています。くせがないからお刺身でも煮つけでも、唐揚げにしてもおいしいですよ」

 なんでもこい、なんですね。インパクトのある見た目なので、食べ方も難しいのかと思っていました。

 「“方々這いまわる”ってことから名前がついたホウボウは、お食い初めによく食べられる魚なんですよ」

 なるほど!勉強になりました。
 お魚屋さんはいつも、私の知らない魚の話を教えてくれます。こうやってお話しながら魚が買えるっていうのは、商品ばかりが並ぶスーパーでは味わえない楽しみですよね。

 つぎはハリいかです。
ハリいか
 見た目は黄土色で縞模様。
いかの皮をはぐ
 まな板の上でも足が動いています。新鮮な証ですね。
いかの内臓
 森脇さんの素早い手さばきに惚れ惚れしている間に、さっきまで生きていたハリいかも刺身になりました。
 「このいかは甘くて柔らかいのが特徴ですよ」
刺身盛り
 ホウボウのほんのり桃色の身とまっしろないかがきれいですよね。私も今日はお魚屋さんにお刺身してもらおうかな。

 ぜひ、みなさんも鮮魚売場に立ち寄ってみてください。今日はどんな魚があるかなって見るだけでも楽しくなりますよ。

兵庫県産『ホウボウ』1尾 消費税込 2000円
兵庫県産『活ハリいか』1杯 消費税込 1200円
(取材時の値段です)

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