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【京都山科】秋の新物を味わおう|月曜日は良い魚の日

【京都山科】秋の新物を味わおう|月曜日は良い魚の日

食のお便り/入荷情報

2020/09/14

 地下1階鮮魚売場では、今日もにぎやかな声が飛び交います。
 
【京都山科】秋の新物を味わおう|月曜日は良い魚の日

 「言うてくれたら魚の掃除もしますよ!」
 「はい!ホウボウ3匹ね、まいど!」

 いつでも元気なハギさん。
 
【京都山科】秋の新物を味わおう|月曜日は良い魚の日

 「新物の秋鮭が入ってきてますよ。生の切身が手に入るのは旬の時期だけ」
 
【京都山科】秋の新物を味わおう|月曜日は良い魚の日

 鮮やかなオレンジ色や脂身との縞模様がきれいですね。

 「秋鮭っていうのは9月から12月にかけて、産卵のために川に上ってきた鮭のこと。鮭は川で生まれ海に下り、産卵期にはまた生まれた川を上って、一生を終える代表的な回遊魚と言われてるんです」

 たった4年ほどの一生で、淡水と海水をまたぎ、いくつもの海を渡って何万キロと移動し、遠く離れた海から自分の生まれ故郷へ帰ってくることを想像すると、生命の不思議を思わずにはいられません。

 「産卵のため脂は少なくさっぱりとしているので、ホイル焼きやムニエル、北海道の郷土料理のちゃんちゃん焼きなど、水分を逃がさない調理法がおすすめです」

 今日は秋鮭を見たときからホイル焼きが頭に浮かんでいたんです。
 
【京都山科】秋の新物を味わおう|月曜日は良い魚の日

 皮目に焼き色をつけた秋鮭と玉ねぎ、しめじ、レモンをホイルで包みます。味付けは塩胡椒とバター醤油。切身の骨はお店の調理場でお魚屋さんがていねいに抜いてくれているので安心して調理してくださいね。
 
【京都山科】秋の新物を味わおう|月曜日は良い魚の日

 ホイルを開いた瞬間に、バターと鮭の良い香りがふわあっとのぼってきました。
 
【京都山科】秋の新物を味わおう|月曜日は良い魚の日

 包み焼きだから身はふわふわ。脂が少ない分さっぱりしているけど、しっかりした鮭の旨みを感じます。鮭って脂を楽しむだけじゃないんですね。鮭の旨みが染みた玉ねぎとしめじもたまりません。レモンのさわやかさはアクセントになって良いですよ。

 いつでも食べたいものが手に入るこの時代に生きていると、旬のものを食べて季節を味わうことはかえって贅沢なことのように感じます。でも、季節ごとのおいしいものを食べると、食への視野が広がりきっと心も豊かになっていくと思うのです。
 皆さんもぜひ、月曜日は鮮魚売場に寄ってみてくださいね。


北海道産『秋鮭切身』1切 消費税込 258円
※値段は変更する場合がございます。


#塩鮭だけじゃない
#皮好き
#魚嫌いでも鮭は
#はらこ飯
#11月11日は鮭の日
#なぜオレンジ?
#じゃがバター



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