京都山科

【京都山科】りんごもいろいろ|青果売場から

【京都山科】りんごもいろいろ|青果売場から

食のお便り/入荷情報

2020/10/20

 季節の巡りはあっという間ですね。地下1階の果物コーナーは甘い香りの赤一色。いろいろな種類のりんごが入荷しています。
 
【京都山科】りんごもいろいろ|青果売場から

 ふじ、ジョナゴールド、紅玉、秋映なんていう聞いたこともない品種まで……。色も形も違ってどれにしようか迷ってしまいます。
 
【京都山科】りんごもいろいろ|青果売場から

 「せっかくだから、馴染みのないりんごを試してみるのはどうですか?」と提案してくれたのは、青果担当のワダさん。「今日のはどう?」とワダさんのおすすめを頼りにお買いものをするお客さんまでいるほどなんです。
 
【京都山科】りんごもいろいろ|青果売場から

 ワダさんのおすすめは、(写真左から)青森県産「早生ふじ」、長野県産「秋映(あきばえ)」、長野県産「トキ」。赤くてまあるいのがりんごって思っていたけど、こうやってみると大きさも色も全く違うんだなあ。
さっそく食べ比べてみます。

■早生ふじ
 
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 片手では持ちきれないほど大きなりんごは、「ふじ」より1ヶ月ほどはやく成熟する「早生ふじ」。見た目も味も「ふじ」に似ていて、糖度が高く、蜜が入るのが特長なのだそう。
 
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 切ってみると、たしかに黄金色の蜜が入っています。さくっとした食感でジューシー。噛むうちに甘みが広がっていきます。

■秋映
 
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 秋に映えるりんご、から名付けられた「秋映」は、赤黒い色が引き寄せられるような妖艶さ。黄色みがかった果肉で、しっかりとした歯ごたえがあります。私、この甘酸っぱさが好きだな。かたく酸味があるので、アップルパイなどのお菓子にも良さそう。

■トキ
 
【京都山科】りんごもいろいろ|青果売場から

 「トキ」は王林とふじをかけあわせた品種です。名前の由来は育成者のお名前とのことですが、浅黄色の皮にほんのり色づくピンク色は、まるで鳥のトキのようでもありますね。
 包丁を入れると、甘い香りがふわあっと広がります。りんごと梨を足したような食感で、酸味が少なくさわやかな甘みを感じます。
 
【京都山科】りんごもいろいろ|青果売場から

 「同じ『ふじ』でも産地によって味が違ったり、出始めのりんごは味もまばらなことも多く、変化していく味を楽しんでほしいです」とワダさんが教えてくれました。
 
【京都山科】りんごもいろいろ|青果売場から

 「ん!どれも味が違っておいしい」
 「りんご好きだけど、はじめて食べる品種ばっかりです」
 
【京都山科】りんごもいろいろ|青果売場から

 おやつにりんごバター。なんだか甘いものが食べたいなあと思ったときに簡単につくれるんです。りんごと砂糖をやわらかくなるまで煮詰めて、バターを混ぜるだけ。りんごの甘みとバターの香りでほっと心が落ち着きます。少し食感を残すように煮るのがおすすめですよ。

 そろそろりんごが食べたくなってきた方も、つい「ふじ」を買っちゃうなって方も、今日はいつもと違ったりんごを手に取ってみませんか。新しいお気に入りが見つかるかもしれません。


青森県産『早生ふじ』1個 消費税込 218円
長野県産『秋映』1個 消費税込 218円
長野県産『トキ』1個 消費税込 218円
(値段は変動する可能性がございます)

#真っ赤なほっぺ
#酸っぱいけど甘い
#皮ごと食べる
#うさぎ剥き
#りんごの名前
#ふじだけじゃない



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