こんにちは、大宮マルイです。
赤と緑の装飾が街にあふれていたクリスマスが過ぎて、今年もあと数日ですね。
2020年はどんな年だったでしょうか。
大宮マルイには年の瀬に『Re MUJI』がやってきました。
商品を並べようとダンボールを開けると、鮮やかなブルーが目に飛び込んできました。
『Re MUJI』は、BRINGプロジェクトで回収した不要な布製品のうち、“まだ着られる服”を染め直して再生し、販売する活動です。
日本では古くから布を、染め直したり、組み合わせたり、刺し子をして補強をしたりしながら、最後まで大切に扱っていました。
無印良品では、その先人の知恵に学び、回収した中から手を加えることで着られると判断した服について、日本国内で3種類の「藍色」に染め直し、あらたな息吹を与えています。
綺麗な藍色を見ていると爽やかな気持ちになります。
日本には古く江戸時代から「紺屋(こうや)」と呼ばれる藍染専門の染物屋がありました。
藍色の衣類は大名から庶民まで広く親しまれていた色です。
思い返すと時代劇を見ている中で藍色の着物を誰も着ていないシーンは見たことがないような気がします。
当時日本にきた世界の人々は藍色の世界に驚き「ジャパンブルー」と名づけたといわれています。
染色については、色落ちを防ぐ意味で現代の染めの技術を生かした染色方法を用いています。本来の植物による藍染めとは異なりますが再生された服で様々な「藍色」との出逢いを楽しんでください。
不要とみなされた製品を再生する『Re MUJI』を通じて、これからも、服を大事に着るということを、考えていきます。
世界に一つだけのお気にいりの「藍色」を大宮マルイで見つけてみませんか。
大宮マルイ