寒くなったから。
というわけでもありませんが
ここ最近、時間を見つけては本を読んでいます。
小説、ルポルタージュ、エッセイ、絵本、詩集など
気になって手にとるものは様々です。
そしていま読んでいるのが
MUJI BOOKS 文庫本「人と物」シリーズの茨木のり子です。
「倚りかからず」や「自分の感受性くらい」など
どこかで聞いたり読んだりしたことがある人も、少なくないのではないでしょうか。

この本は詩と二つのエッセイで構成されています。
時に思いがけず目に入った言葉に立ち止まり
一瞬、静かな時間の中にすっぽりと入り込むことがあります。
バタバタと忙しない日々にいて
たった一行やそこらしか読めないことも多々ありますが
それでも、と。
今日もまたページをめくります。

