こんにちは。
MUJI キャナルシティ博多です。
日中の暑さはもうしばらく続きそうですが、
夜道ではふと秋虫の声も聴こえるようになりましたね。
わたしたちが普段何気なく耳にする音には、さりげなく季節の到来をしらせてくれる名手が隠れているのかもしれません。
音といえば、今年は各地でお祭りの音が消えてしまった夏でもありましたね。
当店のあるキャナルシティ博多周辺でいうと、博多祇園山笠の「おいさー」に、こどもやおとなの掛け声、水を撒く音、川端商店街周辺の賑わいの音などが思い浮かびますが、みなさんそれぞれに、恋しく思うお祭りの音があるのではないでしょうか。
季節の風物詩でもあるお祭り気分を味わうことなく、この夏を終えてしまうのは、なんだかちょっぴりさみしい気もします。
そこで今回は、お家の中で、ちょっとした工夫でできるお祭り気分の楽しみ方をお届けします。
早速お祭りの準備をしましょう。これから3つのお楽しみを準備していきます。
お家で祭りのポイントは、準備の手軽さです。
簡単な作業で、こどももおとなも一緒に手を動かして、みんなでお祭りづくりを楽しんでしまいましょう。
まずは1つめ、露天の出店で見かける「くじ引き」です。
ぽち菓子を使います。
ぽち菓子は、心付けを入れて手渡す「ぽち袋」のように、ほんの気持ちを伝えるのにも活用できるお菓子です。
小袋ながら、その種類の多さと、一律でこの価格というのはこのお菓子の大きな魅力のひとつです。
どれにしようかと、ワクワクしながら選べるところもお楽しみのポイントです。
準備の途中ですが、当店人気のぽち菓子を、食品担当スタッフSさんに聞いてみました。
スタッフS:「豆乳ビスケット、てんさい糖ビスケット、かぼちゃボーロの3つは特に人気ですね。見た目の可愛らしさや、やさしい甘さに加えて、素材は、豆乳を練りこんだ生地にカルシウムを加えていたり、国産小麦やてんさい糖を使っていたり、北海道のかぼちゃ粉末を使っていたりと、その味わいも含めて人気があるのではないでしょうか」
担当ならではの、一押しのぽち菓子も聞いてみました。
スS:「私の一押しは、紅茶クッキーとごまたらスティックです。クッキーは、口の中でふわっとアールグレイの香りが広がります。知る人ぞ知る、人気のお菓子なんです。サクサクいけちゃいます。
見た目に控えめなごまたらスティックは、たらの旨味にしっかりとした黒ゴマの風味がきいています。舌全体でギュっと味わってみてほしいですね」
昔ながらのお菓子や、おつまみによさそうなものもあるので、楽しみながら選んでみてはいかがでしょうか。
- 不揃い いちごバウム /消費税込150円
- 不揃い ジャンドゥーヤバウム/ 消費税込150円
あたりくじに別の種類のお菓子を入れてみても盛り上がりそうですよ。
今回は、秋の新商品が一気に入荷した不揃いバウムを用意しました。
2つめのお楽しみは、「わた菓子」です。
当店では、特に女性のお客様からの人気が高いお菓子です。
入荷するとすぐになくなってしまうほどで、2、3個まとめてお買い求めの方も多い人気のお菓子なんです。
- 素材を生かしたカレー キーマ /消費税込290円
- 素材を生かした 辛くない ほうれん草のキーマカレー /消費税込350円
3つめのお楽しみは、「食べもの」です。
今回は、2つのレトルトカレーを使います。
ひとつは辛くないタイプなので、お子さんもあんしんして食べられますね。
それではくじ引きを作っていきます。以下の4つを使います。
【準備するもの】
- 棒
- 麻ひも(紐であればどのようなものでも可)
- セロテープやマスキングテープ
- 紙(なくても可)
今回、棒として使ったのはこちらです。
- 掃除用品システム・木製ポール 室内用・約直径2×長さ110cm/消費税込1,490円
お家にあるもので、棒状のものであれば、くじ引き用に活用できてしまいます。
ぽち菓子と少し長めに切った麻ひもをテープで留めます。
お菓子に直接テープを貼るのが気になる場合は、4.の紙を使います。
2枚の紙に番号を書いて、1枚は麻ひもに貼り付けます。もう1枚は、テーブルなどに並べたお菓子の上に置きます。
棒の両側を適当な場所へ掛けるか、固定します。
ひもをひっぱると、このようにぽち菓子があがっていくしくみです。
みんなで切って、貼って、どんどん数を増やします。
あっというまにくじ引きのできあがりです。
わた菓子は、お箸や割りばしを、袋から出したわた菓子にスッとさすだけでできあがりです。
できあがったらお皿などに並べておきます。
倒れないように、コップなどに立ててみてもお祭りの雰囲気を一層感じられるかもしれません。
最後に、食べ物です。
焼きキーマカレーうどんと、
辛くないほうれん草のキーマカレーとチーズのフライドポテトをつくります。
まずは焼きキーマカレーです。
- 薄切りにした玉ねぎと、5mm幅の輪切りのズッキーニをフライパンで温めたオリーブオイルで炒めます。
- 1にうどんとお酒を入れて炒めます。その後、素材を生かしたカレーキーマを加えてさらに炒めます。
- 器に盛って、卵の黄身をのせたらできあがり。
材料(1人分)
玉ねぎ 1/4個
ズッキーニ 1/4本
オリーブオイル 大さじ1
ゆでうどん 1玉
酒 大さじ2
卵黄 1個
お次は、辛くないほうれん草のキーマカレーとチーズのフライドポテトです。
フライドポテトは揚げるのにどうしても気を遣いがちでもありますよね。
今回は、みんなでできる手軽な準備がポイントなので、前日の残りのフライドポテトなどを使ってつくってみましょう。
- 耐熱容器にフライドポテトを盛り付けて、辛くないほうれん草のキーマカレー、シュレッドチーズの順にのせます。
- トースターで加熱します。シュレッドチーズが溶けて、ポテトもほどよく温まったらできあがり。
材料
前日の残りのフライドポテト
サラダ油 適量
シュレッドチーズ フライドポテトの量に合わせてお好みの量
- しじら織り甚平 紳士・ダークネイビー×柄/消費税込5,900円
- しじら織お着替え甚平(ベビー)【日本限定】 ダークネイビー×ストライプ/消費税込2,990円
- しじら織お着替え甚平(キッズ)【日本限定】 ダークネイビー×ストライプ/消費税込3,990円
3つの準備ができたあとは、甚平やご自宅の浴衣を着てみても、さらにお祭り気分が高まりそうですね。
いよいよお家でお祭りの始まりです!
当店スタッフから、くじ引き体験のようすをお届けします。
どのひもかを選んで……
引っぱります!
「わー!このお菓子、うれしい!」と、お祭り気分を楽しんでいました。
さて、みんなでつくるお家で祭り、いかがでしたでしょうか。
最後になりますが、冒頭で紹介した博多祇園山笠について、その起源は諸説あるそうですが、鎌倉時代に博多で疫病が流行った際、承天寺の開祖である聖一国師が、町のものたちが担ぐ台に乗って、祈祷の水をまきながら町の疫病退散を願って回ったことが有力とされているそうです。
この夏の終わりに、お家でお祭り気分を楽しみながら、人の手によって遠く昔から受け継がれてきた日本のまつり文化へ、ちょっぴり思いをはせてみてはいかがでしょうか。
今年ならではのお祭りの楽しみ方に、
よろしければ、参考にしてみられてくださいね。
MUJI キャナルシティ博多