こんにちは。
Found MUJI青山では12月26日(木)~2020年2月20日(木)まで「益子、萬古、砥部、萩」の企画展が開催しています。
開催から2週間が経ちますが、既に多くのお客様が好きな器を見つけて買われていく姿を見ますが、今日はその中でも特に人気の「鉢」について紹介していきます。
鉢は、Found MUJIでも以前より和食器の企画で取り扱うことの多かった大ぶりの器。沢山の総菜をいれたり、麺類の器として使ったり用途は様々です。
ちょっと写真と一緒に見ていきましょう。
益子焼 鉢 約直径15×高さ6cm
消費税込 1,900円
始めに紹介するのは、栃木県の有名な益子焼。
並白釉(なみじろゆう)と黒柚子肌(くろゆずはだ)の二種類です。並白釉は淡いベージュの色味。独特の黒い模様が見られるのが特徴で和食器ならではの良さが良く出ています。
黒柚子肌は柚子のような凹凸のある触り心地が特徴。これは焼いたときの酸素が反応することで生まれ、益子焼を代表する釉薬です。
根菜などの煮物などの器としていかがでしょうか。
萬古焼 鉢 約直径19×高さ6.5cm
消費税込 2,900円
続いては三重県の萬古焼。
益子焼の鉢と比べて他の鉢は少し大きめ。しっかりと厚みのある器です。
釉薬は青磁と白釉の2種類ありますが、こちらも色だけではなく青磁には最初から貫入と呼ばれるひび模様を入れています。使っていくと中の土に含まれる鉄分が水分と反応して少しずつオレンジの色味も出てくるので、長く楽しめます。
白釉は、中国の食器に似た白くて繊細な見た目ですね。
淡い色味が特徴なので、洋食を盛り付ける器としても良さそうです。
砥部焼 鉢 約直径19×高さ7cm
消費税込 2,900円
砥部焼 鉢 約直径22.5×高さ8cm
消費税込4,400円
続いては愛媛県の砥部焼。青い絵付が有名ですね。
砥部焼のみ2サイズの展開。そしてこちらだけは磁器で出来ていますので、電子レンジでの加熱も出来るようになっています。
石が主原料の磁器は重みがありますが、その分丈夫。どっしりとした見た目の鉢には持ちやすいように器の縁に引っかかりを付けています。
青い絵付けが有名な砥部焼ですが、今回は絵付けをしていないものもオリジナルで展開。あまり、見ることの少ない器ですので、砥部焼のぽってりした見た目が好きな方におすすめです。
うどんなどの麺類を食べるときの器としていかがでしょうか。
萩焼 鉢 約直径21×高さ6cm
消費税込2,400円
最後は山口県の萩焼。
藁灰釉(わらばいゆう)と土灰釉(どばいゆう)の2種類の展開で、萩焼は釉薬の種類がとても豊富な上に火山で出来た島の土を主原料としているので、鉄分を多く含んでいるのが特徴。
その為、窯で焼いたときの色の変化が独特で、美しい色味や貫入が生まれています。
口の広い鉢の器はサラダなどあえて色味の強いものを盛り付けるととても綺麗に見えますよ。
いかがでしたでしょうか。
それぞれ、特徴のある4カ所の器たち。お気に入りのものが見つかれば他にも飯碗や皿も用意していますので是非、揃えてみてください。
また次回もお楽しみに。
【
益子、萬古、砥部、萩についてはこちら】
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