【青山】MUJI BOOKS 人と物

こんにちは。
Found MUJI青山です。

無印良品が発刊している「人と物」シリーズをご存知でしょうか。
小さな文庫本サイズの書籍なのですが、随筆家や詩人、科学者や映画監督など、様々な人物が残した言葉や愛用品を収めた本になっています。

本日は、その中から新しく入荷した3冊を、一節と共にご紹介いたします。

 
〇人と物13　小泉八雲　消費税込550円
日本の第一印象は、香水のごとく捉えどころがなく、移ろいやすい。「東洋の第一日目」訳/池田雅之

本名はラフカディオ・ハーン。39歳の時にギリシャから来日し、日本の民話や怪談に魅了され、名前を小泉八雲に改名しました。
日本の美しさを探求した小泉八雲が書き留めた言葉たちは、これまで見ることがなかった文化に感銘を受けた様子に溢れています。



 
〇人と物14　芹沢銈介　消費税込550円
どんどん染物を染めていって、自分というものなどは、品物のかげにかくれてしまうような仕事をしたい。「芹沢銈介氏について」（1940年）

民藝の工芸家としても知られる芹沢銈介は、日本を代表する染色家のひとりです。沖縄の染物に触れ、型染めを中心に染色活動を続けました。
染めに至るまでの下絵、型作りなどの工程をすべてひとりで行い、徹底した制作スタイルを貫き通した芹沢銈介の作品は、生涯に渡り作風の変化が続きます。




 
〇人と物15　星野道夫　消費税込550円
大切なことは、出発することだった。「約束の川」（1996年）

写真家、探検家である星野道夫は、アラスカを中心に時代と共に変わりゆく自然や野生動物、人々の暮らしを記録しました。
極寒の大地で暮らす中で、次の春まで生き残るために懸命に営みを続ける動物や人々の静かな力強さが丁寧に書き綴られています。



それぞれの視点で見えてくる暮らしの様子は、遠くに思いを馳せたり、日々の生活において気付くことが増えるきっかけにもなりそうです。
 
持ちやすい文庫本サイズなので、ちょっとした休憩時間や、移動中のお供にぴったりです。
ぜひ、お手に取ってご覧くださいませ。


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