こんにちは。Found MUJI 青山です。
くらしの手仕事ーインドーは来月6月24日まで。
あと一か月ほどとなりました。
本日はインドの手仕事を代表する「カディ」をご紹介します。
カディとはインドの手紡ぎ、手織りの布を指します。
かつてヨーロッパの機械織りに対抗して作られたもので、
人々に仕事を与え自立を促すものとしてインド各地で続く手仕事となりました。
昔のインド国旗の中央には、カディを作る糸車が使われていて、独立の象徴であったといわれています。
現代のインド国旗は、糸車のかわりに仏教のダルマ(法)を意味するアショーカ・チャクラに変更されています。
こちらのカディは、インドのグジャラート州という砂漠地帯で作られています。
緑が育ちにくく、繊維の短い糸で作られるこちらのカディは、ざっくりした生地が特長です。
サリーなどの生地として使用されるカディは、繊維が細く繊細なものを目にする機会が多いかもしれません。
同じ手紡ぎ、手織りのカディでも地域によって違いがあり、手仕事のもつ風合いがより感じられます。
■インド綿手紡ぎ手織多用布/生成 (約95×200cm)
消費税込 7,900円
手紡ぎ、手織りのため数量が多く作れず、価格は高価になりますが、
その分手織りの不均衛な生地から生まれる肌触りや独特の風合いが特長で世界中で愛されています。
こちらのカディもざっくりした見た目ですが、太番手の生地のように、肌触りは柔らかく生地に弾力があります。
手で紡がれた糸そのままを漂白せず使用してるため、、
原料植物の破片がつぶつぶと糸にまざり織り込まれていますが、
それも手仕事ならではの素朴な表情としてお楽しみいただければと思います。
不揃いな糸を一列づつ通し織り進めるためできる、もこもこしたミミの部分も魅力です。
両端はたっぷりとぜいたくなフリンジになっています。
多用布として、棚にかけたりしても空間に表情が生まれ素敵です。
これからの季節、まだまだ足元が冷えることも。
半分に折りたたみ、夏用のひざかけとしてもおすすめです。
インドの手仕事のよさがとても感じられる多用布です。
95×200㎝と幅が広めのお作りです。
ソファやベッドでマルチカバーとしてもご使用いただけます。
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