こんにちは
秋の気配の訪れが今年は少し遅めでしたが、空気の匂いが変わるこの季節がとても好きです。
冷んやりする日も増え、衣替えも少しずつ進めています。
クローゼットに大切にしまっておいたのに、虫食いや引っ掛けなどでほつれてしまったニットありませんか?
今回はそんなお洋服を救済するべく、ダーニングを施しました。
ダーニングとはヨーロッパに古くから伝わる修繕技術の事です。
本来は穴などが目立たないように繕うのですが、好きなように好きな糸でざくざくと縫い愛着の持てる一着に変身させてみませんか。
こちらは去年ダーニングした私のカーディガンです。(ごましお、というダーニングです)
そのまま着ても勿論良かったのですが、ダーニングによって更にお気に入りの1着となりました。
では当店スタッフのニットをお借りして、ダーニングしていきます。
用意するのは、刺繍針・ハサミ・刺繍糸・ダーニングマッシュルーム
ダーニングマッシュルームがなくても、電球や卓球のボール、ガチャガチャのカプセルでも大丈夫です。
おうちの中で代用出来る物がないか探してみて下さい。
左上から時計周りにご覧下さい。
あともう少し
四角いダーニングの完成です。
ワンポイントとなり、ブローチやマークのようにも見えます。
またこの冬沢山着てもらってね。
無印良品では着られなくなったお洋服の回収・再生の「BRING」や、まだ着られるお洋服の染め直し・販売の「Re MUJI」を行っています。
ダメになってしまったから捨ててしまう、ではなく今回のダーニングやお直しなど、形は変われど長く大切に着て紡ぎ繋いでいく
そんな風にお洋服と付き合っていけたら素敵だな、なんてチクチクしながら思いました。
皆さまも是非秋の夜長にダーニング、いかがですか?
水曜日のおたより 手芸部ササ