こんにちは。
先日から、我が家の部屋の一角に、和文タイプライターが鎮座しました。
廃業となった古い印刷所から譲り受けました。
和文タイプライターは日本語の文章を活字体で印刷する機械で、100年も前に発明されたそうです。譲り受けたこの機械は50年ほど前に販売をされていたものでした。
タイピストは、2000字を超える活字の文字盤を全て暗記していたというのですから、驚きです。
(わたしは、この中から 鎌倉 の2文字を探すのにもひと苦労でした。)
移りゆく時代の中で、一字一字を大切に打ちこんでいた歴史を思うと、なんだかしみじみとします。
前置きが長くなりました。
そんなわたしはアナログ派なので、日々の生活に紙とペンは欠かせません。もちろんスケジュール管理も、手書きです。
紙とペンの使い方は無限大です。
大きなマス目のマンスリーページには、なにを書いたっていいんです。
予定を書くだけがスケジュール帳じゃないと思っています。こんな風に、線を引くだけでも楽しいです。
絵を描くことが好きならば、
楽しかったことやお天気、今日あったことを書いたら、自分がどんな1ヶ月を過ごしたか、振り返ったときにクスッとするかもしれないですね。
マンスリーページの後ろはウィークリーページが続きます。
1日の終わりに、明日やることリストを考えてみます。
次の日に全部できたら、「わたし、今日がんばったな」って思えます。リストのことができなかった日も、きっと他のことができたんですから、それも良しです。
使ったお金を記録するページにもなります。
ウィークリーページの右側は自由に使えるので、明細を書いても良いですし、細かく書いてられないよって人はレシートを貼り付けるだけでも良いですよね。
お店に置いてあるスケジュール帳に、他にもサンプルページを用意しております。
カラフルに可愛くたくさん書きたい人に、
手帳はシンプルに尽きる、そんな人にも、
おすすめです。
やっとの思いで、タイピングを終えました。
その昔、父がワープロを打つ姿やキーボードがカタカタとなる音が、小学生のわたしにはとても魅力的でした。
そんなわたしが活字を必死にタイプし始めたなんて、実家にいる父が知ったら、きっとすごく驚くんじゃないかなと思います。
金曜日のおたより ハル