学生時代に陶芸とガラス造形を学び、現在はガラス陶芸家として活動する奥田康夫さん。
シンプルに「光を透過しさまざまな表情を見せてくれること、それが綺麗なこと」とガラスの魅力について語ってくれました。

ガラスは私たちの生活に非常に身近な素材ですが、奥田さんの作品には彼だからこその技術と知恵が詰まっています。

オリジナリティ溢れるガラスたち…作成の流れを簡単にご紹介します。
模様が施された陶器の型の上にガラスの材料をのせ熱し、ガラス板を作成。
ガラス板を別のすり鉢状の型の上にのせ、再度熱を加える。

同じ陶器の型を使用しても、作品それぞれで、ガラスの溶け方が違うため、1つとして同じものはありません。
またガラスの量と作り出されるものの大きさは比例し、緻密な計算に基づいたデータと経験を積み重ね、制作にあたっています。

生活の中で目にしたり、触れることで明るい気持ちになる、楽しい気分になる、温もりがある作品を目指して制作をしている奥田さん。そんなガラスたち、ぜひお手にとってご覧ください。
ご来店お待ちしております。
■会期:2019年7月26日(金)~8月26日(月)
■作家在店日:会期中、毎週金・土・日曜日いずれも午後
イデーショップ日本橋