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【IDÉE TOKYO】Life in Art Auction 出品アイテムのご紹介

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イベント・地域情報/イベント

2021/07/29

【IDÉE TOKYO】Life in Art Auction 出品物のご紹介
 
クリエイターやつくり手など、年齢・職種を超えたメンバーが、愛着を持って使ってきたものを、その思いとともにサイレントオークションの形式で次に繋ぎます。こちらのおたよりでは、サイレントオークション出品物を一週間ごとにご紹介していきます
*IDÉE TOKYO併設のギャラリーにて、出品アイテムをご覧いただけます。
 
 *サイレントオークションについて
入札形式のみのオークションです。競りは行わず、入札された方の中で最高額をつけた方が落札者となり、その落札者の方のみに落札のご連絡をさせていただきます。詳しい入札方法は「ご利用ガイド」をご覧ください。

 

 
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●dieci店主 田丸祥一氏
“RUT BRYKの陶板「ボトル1957年」「蝶1957年」アート写真集”
*入札はこちら
 
〇出品物について
数年前にフィンランドにて行われたオークションにて購入。古い作品に関しては完全な作品として出会う事は少なく、欠けていたり修復されている事が多々ありますが、私としては欠けはネガティブな点と捉えずにその作品の個性と捉えています。また、今回出品させていただいた「ボトル」の陶板に関しては横に繋がる作品があり、その作品との出会いを次の使い手の方にも楽しんでいただけると幸いです。
 
〇出品者について
1999年にスタートした大阪のインテリアショップ「dieci」の店主。世界中で買い付けたアイテムや背景にストーリーのある国内外の作り手の作品を独自の視点で紹介している。dieciは、スウェーデンのKERAMIKSTUDION社 (リサ・ラーソン)の日本代理店。
 




 
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●陶芸家 二階堂明弘氏
「窯の棚板」
*入札はこちら
 
〇出品物について
独立当初、20年間使ってきた棚板。窯の一番下に据え置きで敷いていたので、最も頻繁に使われていた物です。年に100回程窯を焚くので少なく見積もっても1000回以上は1200℃の世界と常温を往き来してきた棚板です。
 
〇出品者について
1977年札幌生まれ。1999年 文化学院芸術専門学校陶磁科を卒業、 2001年独立 (栃木県にて)。2010年より「陶ISM2010」 企画・開催。 2011年の震災で「陶ISM2011」を中止し、仮設住宅に直接、陶芸家のうつわを届ける「陶ISMウツワノチカラProject」を開始。「次世代のEnergy」 (松林誠子陶芸美術館メッセ・茨城県立陶芸美術館共同展 2013年)、 現代陶芸展「現象」 (茨城県立陶芸美術館 2014年)、 個展「侘びと今」 (ニューヨーク・Globus 茶室 2015年)、 茶の湯を通し日本文化を表現する「侘びと今 ー輪ー」(ニューヨーク各所 2016年)、 「1月と7月」にて個展 (パリ2018年)。 2019年「侘びと今 ー散ー」をニューヨーク各所で開催。年10回ほど個展を開催し、 ニューヨーク、 パリ、 台湾、 香港、 北京、 上海など海外でも多数開催している。




 
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●編集者 柴田隆寛氏
「米軍のユーズド・メスキットパン」
*入札はこちら
 
〇出品物について
10年ほど前に、LAのフリーマーケットで購入した米軍のユーズド・メスキットパン。折りたたみ式のフライパンとトレー (フタ)がセットになった野戦食器は、すこぶる機能的。ただ、自分は「道具」としてでなく、単純に「オブジェ」としてカッコいいなと思い、日本に連れて帰ることに。その謙虚な佇まいに、作為のない美しさを感じます。持ち手には製造年の刻印入り。コチラは1982年製です。
 
〇出品者について
1974年兵庫県生まれ、東京育ち。学習院大学卒。講談社『HUGE』等の編集を経て、マガジンハウス『アンドプレミアム』のエグゼクティブレクターに就任。創刊から約3年半にわたり同職を務める。2015年に編集事務所「Kichi」を設立。紙・ウェブ・広告・ブランディング・イベントのディレクションなど、ジャンルやメディアに縛られず「広義の編集」を実践中。主な編著書に『TOOLS 2019』『柚木沙弥郎 92年分の色とかたち』『リサ・ラーソン作品集』『ビームス ジャパン 銘品のススメ』 (2021年7月発売)などがある




 
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●デザイナー 角田陽太氏
「Poterie de Sampigny マーブル皿」
*入札はこちら
 
〇出品物について
フランス・ブルゴーニュ地方の民藝ということになるでしょうか。サンピニーポタリー (Poterie de Sampigny)で焼かれたマーブル皿です。
 
〇出品者について
2003年 渡英し安積伸&朋子やロス・ラブグローブの事務所で経験を積む。2007年ロイヤル・カレッジ・オブ・アート (RCA)修了。2008年に帰国後、無印良品のプロダクトデザイナーを経て、2011年角田陽太デザイン事務所を設立。2016年にはHUBLOT DESIGN PRIZEに日本人として初めてファイナリストに選出される。武蔵野美術大学非常勤講師。





 
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●The Landscapers / SCENTAHOLIC ディレクター 塙正樹氏
「Vintageのアフリカンインディゴファブリック」
*入札はこちら
 
〇出品物について
LAのフリーマーケットに出店していたアフリカ人の倉庫で出会った、ヴィンテージのアフリカンインディゴファブリック。誰がどんな場所でどのように使っていたのかは全くわからない。けれど、アフリカからアメリカに渡り、こうして私の手に引き継がれて日本へとやってきた。色んな国と人種に引き継がれて、その国の光や空気に触れて変化を繰り返したインディゴファブリック。3枚セットになりますが、金糸の織り込まれた1枚は特に珍しい。
 
〇出品者について
自由学園を卒業後、専門学校でグラフィックデザインと写真を学び、広告代理店でグラフィックを中心に企画製作の仕事に従事。その後、インテリア会社「IDEE」で物流、某アパレルブランドでセールスマネージャー、総合商社でクリエイティブディレクターを担当。各ジャンルでものづくりやクリエイティブをさまざまな角度から勉強しながら、2014年ボタニカルブランド「The Landscapers」を立ち上げる。2021年には『記憶に残る香り』をブランドテーマにしたフレグランスプロダクトブランド『SCENTAHOLIC』をローンチした。





 
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●STUDIO PREPA 平勝久氏
「STUDIO PREPA Glass Object」
*入札はこちら
 
〇出品物について
2018年か2019年頃です。このシリーズの彫刻を造り始めるために紙に描いたものを、カタチに出来た最初の塊です。道具の跡が沢山ついています、ここから技法の工夫をしていきました。自分の為に作る形なので最初に形に出来た喜びは、手元に置いておくんです。
 
○出品者について
1972年、愛知県生まれ。STUDIO PREPA代表。1999年吹きガラス工房として、STUDIO PREPA設立。吹きガラスの技法での食器、照明器具、ガラス彫刻を制作。また、耐熱の食器や植物の為の道具のデザインも手がける。





 
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●グラフィックデザイナー 山口信博氏
「18世紀 銅製の風見鶏」
*入札はこちら
 
〇出品物について
18世紀ヨーロッパの緑青がふいた銅製の風見鶏。直しが幾度も重ねられ継ぎ接ぎだらけだ。リベットは当初からものと、直しのときのものが混ざっているようだ。ヨーロッパの石造りの家の屋根に掲げられ、乾いた空気の風と光を受けていたに違いない。
 
○出品者について
1948年生まれ。桑沢デザイン研究所中退。コスモPRを経て1979年独立。古書店で偶然に「折形」のバイブルとされる伊勢貞丈の『包之記』を入手。美学者・山根章弘の「折形礼法教室」で伝統的な「折形」を学び、研究をスタート。2001年山口デザイン事務所、同時に折形デザイン研究所設立。主な仕事に住まいの図書館出版局『住まい学大系』全100冊のブックデザイン、鹿島出版会『SD』のアート・ディレクターなど。著書に『白の消息』 (ラトルズ、2006)、『つつみのことわり』 (私家版、2013)、句集『かなかなの七七四十九日かな』 (私家版、2018)など。2018年「折りのデザイン」で毎日デザイン賞受賞。
 
 
 
オークション第1弾は8月11日(水)23時59分まで入札いただけます。実物はIDÉE TOKYO併設のIDÉE GALLERYにてご覧いただくこともできます。
 
オークション第2弾は8月13日(金)10時から9月5日(日)23時59分まで開催いたします。

IDÉE TOKYOのキュレーションをしていただいている深澤直人氏やアーティスト・フィリップ・ワイズベッカー氏などから愛着ある品々を出品いただいています。どうぞお楽しみに。


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