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【IDÉE TOKYO】終了間近 Modernism Auction #Chair 4/10まで

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イベント・地域情報/イベント

2022/04/03

2月25日から無印良品 銀座とIDÉE TOKYOで開催してるTOKYO MODERNISIM 2022。残すところあと数日となりました。

IDÉE TOKYOでは名作チェアのオークションを行っております。

今回はこれまでのデザインの歴史を振り返りながら、その時代に誕生した偉大な名作チェアたちを紹介します。

ご紹介するチェアは全てオークションに出品されているものですので、気になるものがありましたら是非ご入札ください。


 
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今回の開催では1940-1960年代のミッドセンチュリー期のモダンデザインに焦点を当てた展示を行っています。

モダンデザインとは産業革命による粗悪ながらも製品を大量生産できる時代を経た後の時代、英デザイナーウイリアム・モリスによって良質なデザインを提唱したことに端を発します。

また同じくモリスによる「アーツアンドクラフツ運動」や国際的な美術運動「アールヌーヴォー」などの動きが活発になったことで世界各地でデザインに対する意識が高まりました。

「アーツアンドクラフツ運動」に影響を受けたドイツでは芸術と産業の融合を掲げ、製品の質の向上を目的に規格化を推進するドイツ工作連盟が誕生。在籍していた建築家ワルター・グロピウスを初代校長とした世界初のデザイン学校「バウハウス」がドイツに誕生します。


 
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THONET209 (出品者:早崎篤史)

THONET(トーネット)は、無垢材の曲げ加工技術と、大量生産システムを確立させたことで知られるドイツの企業です。トーネットの曲木チェアは棒状にカットしたビーチ材を100度を超える高熱で約6時間蒸し、手作業で曲げながら鋳型へはめ込むというプロセスで作られています。

この技術によって多くのパーツを結合させる必要がなくなり、最小限の部品でチェアを作ることが可能になりました。中でもNo.209(1900年頃)は数々の建築家に愛され、建築家ル・コルビジェは自身が設計した住宅のインテリアなどに採用しています。
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二度の戦争を経て世界各地は荒廃し、人々の生活を立て直す上で家具は重要な役割を担う存在となります。戦争による技術革新もあり様々な素材や加工技術が椅子に用いられるようになりました。

 

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Jean Prouve / Grand Repos (出品者:藤谷鉄弥)
1930年代に生まれたジャン・プルーヴェのラウンジチェア。

鉄鋼職人からキャリアをスタートさせ、生涯にわたって家具や建築の構造を追求した彼らしい椅子で、リクライニング機構がありユニークな座り心地が特徴です。

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Hugging Rocker Chair / Werner West (出品者:長坂常)
1930年代に登場したHugging Chairシリーズの一つ。

まるで“ハグ”をされているような背中を包み込む曲線が特徴的で、肘を乗せるとアームのようにもなります。

アイコニックな座面に加えてロッキングチェアの足も付いた意欲作です。

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Shell Arm Chair 2nd Eiffel( Salmon) / Charles & Ray Eames (出品者:塚本太郎)

チャールズ&レイ・イームズによって1950年代に作られたチェアでこちらはセカンドモデル。

イームズのシェルチェアは大量生産された初のFRP繊維強化プラスチック製チェアとしても知られています。一般家庭や会社、パブリックスペース問わずコーディネート出来る時代を超えた定番アイテムです。

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戦後復興を経て人々が暮らしに豊かさを求める時代になると、椅子にも新たな量産化の形や、ユニークな発想が取り入れられるようになります。


 

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ND-01 Vintage Chair / Nanna Ditzel (出品者:岡尾美代子)
デンマークの家具デザイナー、ナナ・ディッツェルによって1950年代に誕生したチェアです。このチェアは彼女が学生の頃にコペンハーゲンの展示会で見た建築家フィン・ユールのデザインがインスピレーションであると語られています。シンプルでありながら可愛らしさ溢れるフォルムはどんなインテリアにも馴染んでいくでしょう。
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412 CAB Armless Chair / Mario Bellini (出品者:田中千絵)
一見するとレザーだけで作られているように見えるこのキャブアームレスチェアは、実はスチールパイプのフレームを1枚のコードバンで包んで作られています。

スチールのフレームと厚革が作り出すテンションによって、背もたれのフィット感と抜群の座り心地を実現しています。

レザーは使い込むほどに身体に馴染み、味わいを深めていきます。イタリアのモダンデザインを代表するチェアです。

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Side Chair (出品者:村上雄一)
ル・コルビジュエ、ピエール・ジャンヌレと共に20世紀を代表するデザイナーシャルロット・ペリアンがディレクションした事で知られる、フランスのLes Arcs(レザルク)スキーリゾートで使用されていたチェア。

スチールパイプを曲げたフレームにレザーのシートが架けられたシンプルかつ軽やかなデザインが特徴です。

今回出品頂いているのは珍しいレッドレザーのもの。白銀に輝くスチールと相まって、独特の雰囲気を醸し出しています。
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椅子にはその時代の背景が深く刻まれています。技術革新による成型技術や、新素材の挑戦、人々の暮らしに求める豊かさの形、さまざまな要素やコンテクストが混ざり合うことで多種多様な進化を遂げてきました。

それらが時を越えて現在も多くの人に親しまれている様子を見ると、そこにはいつの時代にも求められる「普遍的な姿」があるのではないでしょうか。

ひとことに椅子と言っても、本当にたくさんの種類があることをこの2か月に及ぶModernism Auctionでご覧いただけたかと思います。

過去から受け継がれてきたチェアを今手にし、そしていつかまた未来の世代へとバトンを繋いでいく。そんながこの展示で一人でも多くの方に感じて頂けたら幸いです。

 

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さて、2月から開催してきたTOKYO MODERNISMですが、その最後を締めくくるイベントがMUJI HOTEL GINZAで開催されます。事前予約制の販売イベントとなりますので是非下記の詳細をご覧の上お申し込みください。

Modernism Show 詳細


Life in Artの最新情報はインスタグラム公式アカウント @ideelifeinart にて配信中です。IDÉE TOKYO公式アカウントでも配信していますので、チェックしてみてください。
@ideetokyo


<お店への行き方>
○場所
東京都千代田区丸の内1-9-1
JR東日本東京駅改札内
グランスタ東京 B1F スクエアゼロエリア 48番

①丸の内地下中央口から
改札入場後、銀の鈴待ち合わせ場所方面に直進。左手のはせがわ酒店を越えたら左折して直進。ピエール・エルメ隣。

②グランスタ地下北口から
八重洲・丸の内連結通路途中のグランスタ地下北口から入場し直進。右手のガトーフェスタ・ハラダをこえて左手。
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