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【IDÉE TOKYO】自然の美しさを感じるオブジェと花器

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イベント・地域情報/イベント

2022/06/03

竹内真吾 個展 "炻器"
期間:2022年5月20日(金)~6月21日(火)
場所:IDÉE TOKYO

IDÉE GALLERYでは愛知県瀬戸市を拠点に活動されている竹内真吾さんの作品展を開催中です。土や火がもつエネルギーは、竹内さんの技術と感性によって存在感のある形へと昇華されています。

竹内さんが作るオブジェや花器は棒状の土を積み重ね、形を整えて作られています。曲げたり削いだりを繰り返して生まれてくる形は、どこか縄文土器や土偶のように暖かみと静けさ、目が離せなくなる物質としての存在感に満ちています。
 
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作品名 炻器(せっき)壺 18

炻器壺は、オブジェとして愉しむだけでなく、お花を活けることにも向いています。

水を入れてからしばらく後に、壺の表面を触れてみると、しっとりひんやりしていることに気がつきます。壺には若干の吸水性があり、水を吸うことで表面から蒸発しているのです。この蒸発のときにゆっくりと水を冷やし、温度を保つ働きがあるとされています。

花の大敵は乾燥と極端な温度変化ですので、炻器壺はお花を活けることにも適しているのです。

 
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作品名 炻器オブジェ 22


 
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作品名 炻器オブジェ 24


 
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作品名 炻器オブジェ 25

紐づくりという技法で作られる炻器壺は、どことなく太古の異国で出土した遺物のようにも見えます。底面に3つの支持点が設けられているので、複雑な形状をしていても安定して置くことができます。
 
 
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作品名 掛壺 77


 
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作品名 炻器掛壺 78


 
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作品名 炻器掛壺 79

この壁掛けできる壺は、竹内さんが炻器壺やオブジェを制作するうちに着想を得た作品です。

茶室で用いられる掛け花入れはやや傾斜するものが多いのですが、こちらの作品であれば壁に密着するようにして飾ることができます。裏には穴がひとつ空いているので、壁に打った釘などに掛けていただくことが可能です。

作品自体にやや重量があるので、しっかりとした壁面を選ぶことをおすすめします。



そのほかの作品はこちらの記事をご覧ください。IDÉE TOKYO 公式インスタグラムアカウント@ideetokyo でもご紹介しています。
●焼き締めの器



※お客様および従業員の安全と健康を配慮し、感染拡大予防対策をとっております。
※改札外からのご利用の場合は、JR東日本東京駅を区間に含んだ乗車券類または入場券をお買い求めのうえ、ご入場ください。


<お店への行き方>
○場所
東京都千代田区丸の内1-9-1
JR東日本東京駅改札内
グランスタ東京 B1F スクエアゼロエリア 48番

①丸の内地下中央口から
改札入場後、銀の鈴待ち合わせ場所方面に直進。左手のはせがわ酒店を越えたら左折して直進。ピエール・エルメ隣。

②グランスタ地下北口から
八重洲・丸の内連結通路途中のグランスタ地下北口から入場し直進。右手のガトーフェスタ・ハラダをこえて左手。
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