(閉)イデー東京

【IDÉE TOKYO】Life in Art Auction 出品物のご紹介

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スタッフのおすすめ

2021/07/22

クリエイターやつくり手など、年齢・職種を超えたメンバーが、愛着を持って使ってきたものを、その思いとともにサイレントオークションの形式で次に繋ぎます。こちらのおたよりでは、サイレントオークション出品物を一週間ごとにご紹介していきます
*IDÉE TOKYO併設のギャラリーにて、出品アイテムをご覧いただけます。


 *サイレントオークションについて
入札形式のみのオークションです。競りは行わず、入札された方の中で最高額をつけた方が落札者となり、その落札者の方のみに落札のご連絡をさせていただきます。詳しい入札方法は「ご利用ガイド」をご覧ください。

 
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●BEAMSクリエイティブディレクター 南雲 浩二郎氏
「アート写真集」
*入札はこちら


〇出品物について
1984年刊行のデヴィッド・ホックニーの作品集「CAMERAWORKS」(米国版)銀座の老舗洋書店の棚の最上段に長年売れ残っていたこの本を開いた時の衝撃は今も忘れません。静止している写真がコラージュによって動画のように動き出す様は、ページを繰る度に感動します。一つの作品より写真集として編集されていることで、より強力に世界観が表現されていると感じる作品です。

〇出品者について
店舗スタッフからVMDの統括及びビームス各店の内装を担当。現在、ディレクション部に属し、社外の様々な内装からブランディングにおけるデザインディレクションやグッズデザインからインテリアコーディネイトなど多岐に渡り活動する。

 
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●クラフトバイヤー 日野明子氏
「キレたマグカップ」
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〇出品物について
独立した1999年より2005年まで、当時リビングデザインセンターOZONEのプロデューサーだった萩原修さんから,毎年テーマをもらい企画展を担当していました。このマグは2003年「緑の器」がテーマの際、内田鋼一さんに依頼。「焼成の時にヒビが入ったもので良いかな」と、送られてきたものです。*今回の売り上げは、内田さんが館長を勤められているBANKO ARCHIEVE DESIGN MUSEUMに寄付させていただきます。


〇出品者について
1967年神奈川県生まれ 共立女子大学にて工業デザイナーの秋岡芳夫氏の講義を受ける。1992年ー98年 北欧と日本の生活用品を扱う商社で営業として勤務。1999年 スタジオ木瓜の屋号で、独立。地場産業、クラフト品などの企画展・卸業、これらに関わる執筆やアドバイスなどをしている。

 
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●工芸店主 高木崇雄氏
「豊永盛人 作 琉球張り子“勉強じじい”」
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〇出品物について
沖縄で琉球張り子を作る、豊永盛人さんによる張り子。二人で図像を漁り、見つけ出したアルメニアの聖人「ランブロンのネルセス」を張り子にしました。試作品として長らく手元に置いていましたが、今回次の方にお譲りします。どうぞ傍においてあげてください。


〇出品者について
「工藝風向」店主、日本民藝協会常任理事・『民藝』編集長

 
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●krank marcello代表取締役 藤井健一郎氏
「bird speaker」
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〇出品物について
10年くらい前から制作し続けている僕らの最初の作品です。中にスピ-カー等を入れて音を流します。


〇出品者について
福岡にて、krankとmarcelloを設立、運営。プロダクトデザインをはじめ、空間演出・美術館・ギャラリー活動等を行う。年間5~6回、フランス、ベルギーを中心にヨーロッパ各地に買い付けに出向く。
 
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●会社員 矢野直子氏
「上田亜矢子 トラバーチンの石像」
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〇出品物について
2008年、ギャラリーで見つけた石像です。トラバーチンに刻まれた抽象的な文様が風のように、さざ波のように、浜辺の砂のようにもみえ、三つ並べることで様々な風景を思い浮かべることができる不思議な彫刻です。静かに佇み、私を見守ってくれる存在が私にとってのアートかもしれません。


〇出品者について
東京都生まれ。多摩美術大学卒業後、1993年、株式会社良品計画入社。2008年、株式会社三越伊勢丹研究所 (旧伊勢丹研究所)入社。リビングのディレクションを担当。2013年、良品計画へ再び入社。生活雑貨部企画デザイン室長。2020年より積水ハウス株式会社に入社。商品開発部 統括部長。
 
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●北欧家具talo店主 山口太郎氏
「1940s Alvar Aalto Chair No69」
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〇出品物について
数年前にフィンランドのマーケットで見つけた、現在の使用と異なる珍しい仕様の座面。年代が古い場合のみに仕様される独特の形状で、70年程経過している椅子ですが、古いペイントを含め日常の生活で使用し、フィンランド家具の良さを体感していただきたい。


〇出品者について
20年以上前から北欧に通いつつ、現在は1年の半分を北欧で過ごしつつ良い商品を見つける日々をすごす。
 
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●イデーディレクター 大島忠智氏
「Erik Hoglund 油絵」
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〇出品物について
スウェーデンを代表するガラス作家 Erik Höglund (エリック・ホグラン)の油絵。彼のガラス作品に魅了され、10年以上彼の作品のコレクションを続けています。そんな中、スウェーデンで偶然出会った油絵です。以前、取材のためにストックホルムにある彼の自宅に伺った際に飾ってあった一連の作品の一つです。ホグランは病のため一度失明をしたそうですが、奇跡的に回復をした後、色を失うことを恐れて亡くなるまで多彩な絵をたくさん描いたそうです。私は取材をしてから数年後にストックホルムのコレクターの家で偶然出会い手に入れ自宅に飾っていました。彼のプリミティブで力強いガラス作品とはまた異なる表情と色彩豊かな魅力を持った油絵だと思います。


〇出品者について
カフェマネージャー、プレス、商品MDを経て、現在IDEEのディレクターを担当。また、インタビューウェブマガジン「Lifecycling interview&photo」の企画運営、音楽レーベル「IDÉE Records」を主宰。USEN放送の番組「IDÉE Records Channel」の監修選曲も行う。



次回はこちらの7名の方の出品物をご紹介いたします。どうぞお楽しみに。
dieci店主 田丸祥一氏
陶芸家 二階堂明弘氏
編集者 柴田隆寛氏
デザイナー 角田陽太氏
The Landscapers / SCENTAHOLIC ディレクター 塙正樹氏
STUDIO PREPA 平勝久氏
グラフィックデザイナー 山口信博氏
 

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