Café＆Meal_MUJIホテルメトロポリタン鎌倉
【Café＆Meal MUJI 鎌倉】神出鬼没のあのメニュー
2021/01/08
皆様、あけましておめでとうございます。
そろそろお正月のお飾りをしまったり、お仕事が始まったりと普段の生活に戻りつつあります。
お正月の気分がだんだんと過ぎ去っていくのはとても名残惜しいですね。
ですが、新しい一年を迎えることはいくつになっても清々しく、ワクワクしてしまいます。
今年も皆様にとって素敵な時間をお届けできるよう、スタッフ一同、精進してまいります。
さて、本日は題名にもある、あるメニューについてのお話をしたいと思います。
私は昨年のオープンから飲食という仕事に長く携わるようになり、
フードロスという大きな地球上の問題に関わるようになりました。
フードロスとは、本来食べることの出来たはずの食品が賞味期限切れや食べ残しなどの理由により廃棄されることです。
しかし、今や世界の9人に1人が栄養不足と言われる時代、食材が有り余るなんてことがあるのでしょうか。
突然ですが、ここでクイズです。
日本は年間、どれくらいのフードロスを出しているでしょうか。
何キロ、何トン、ドーム何個分。
どれくらいだと思いますか。
よろしければ考えてみてから下に下がってみてください。
それでは正解を発表いたします。
実は日本では年間612万トンもの食品が廃棄されています。
1日に132g、お茶碗一杯分を国民ひとりひとりが捨てていることになります。
そして世界で見ると、年間13億トンもの食品が廃棄されています。
世界の人々が年間で1人あたりこれだけの食べ物を廃棄していることになります。
全世界で見ると日本は第6位、アジアで見ると1位という、非常に好ましくない結果です。
では、なぜフードロスがよくないことなのかというと、
廃棄された食品は、焼却場で燃やされることによりCO2が発生します。
このCO2が温室効果ガスを助け、地球温暖化を進行させてしまいます。
さらに、77億人のうち8億人以上が貧困で苦しんでいる途上国の人々なのです。
食べ物に困っている人々に充分な栄養を与えられず、先進国の人々は余ったから、食べきれないからそれを捨てる。
まだ食べられる物を捨ててしまうのは非常に「もったいない」ことです。
Café&Meal MUJI ホテルメトロポリタン鎌倉では深刻なフードロスを削減するために考えられた当店独自の取り組みを行っております。
その名も、たべきるプレートです。
たべきるプレートがすがたを見せるときは、期日が迫っている食べ物がある時だけ。
毎回内容も変わりますので何が出るかはそのときのお楽しみ。
狙って食べに来ることは難しい、まさに神出鬼没のメニューなのです。
過去にお客様にお召し上がりいただいたたべきるプレート少しご紹介いたします。
こちらは、ハンバーグのたべきるプレートです。
パテが当日までの期限だったため、デリ3種とライスを添えたプレートに生まれ変わりました。
華やかな色合いのデリとジューシーなハンバーグに思わずおなかがすいてきてしまいます。
こちらは、以前朝食のメニューとしてお選びいただけたスクランブルエッグのたべきるプレートです。
朝食の在庫があった際、たべきるプレートとしてお召し上がりいただく機会がございました。
大きなベーコンが添えてあるだけで、まるで映画の中の主人公が食べていた料理のようです。
こちらは一昨日、たべきるプレートとして提供いたしました。
新しく朝食のメニューに入ったしらす丼定食です。
釜揚げしらすをほかほかごはんに乗せて召し上がれ。
大分生まれのごまだしと大根おろしの相性は抜群。ご飯が進みます。
フードロスは地球全体の大きな問題です。
明日は我が身、巡り巡って自分自身が栄養不足になる日もそう遠くはないかもしれません。
Café&Meal MUJIホテルメトロポリタン鎌倉にお越しいただいた際、たべきるプレートのメニューや看板が出ていたら、ぜひお召し上がりください。
地球のため、食材のため、未来のわたしたちのため、今できることを一緒に取り組んでいきましょう。
金曜日のおたより ウミ
【Café&Meal MUJI 鎌倉】
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そろそろお正月のお飾りをしまったり、お仕事が始まったりと普段の生活に戻りつつあります。
お正月の気分がだんだんと過ぎ去っていくのはとても名残惜しいですね。
ですが、新しい一年を迎えることはいくつになっても清々しく、ワクワクしてしまいます。
今年も皆様にとって素敵な時間をお届けできるよう、スタッフ一同、精進してまいります。
さて、本日は題名にもある、あるメニューについてのお話をしたいと思います。
私は昨年のオープンから飲食という仕事に長く携わるようになり、
フードロスという大きな地球上の問題に関わるようになりました。
フードロスとは、本来食べることの出来たはずの食品が賞味期限切れや食べ残しなどの理由により廃棄されることです。
しかし、今や世界の9人に1人が栄養不足と言われる時代、食材が有り余るなんてことがあるのでしょうか。
突然ですが、ここでクイズです。
日本は年間、どれくらいのフードロスを出しているでしょうか。
何キロ、何トン、ドーム何個分。
どれくらいだと思いますか。
よろしければ考えてみてから下に下がってみてください。
それでは正解を発表いたします。
実は日本では年間612万トンもの食品が廃棄されています。
1日に132g、お茶碗一杯分を国民ひとりひとりが捨てていることになります。
そして世界で見ると、年間13億トンもの食品が廃棄されています。
世界の人々が年間で1人あたりこれだけの食べ物を廃棄していることになります。
全世界で見ると日本は第6位、アジアで見ると1位という、非常に好ましくない結果です。
では、なぜフードロスがよくないことなのかというと、
廃棄された食品は、焼却場で燃やされることによりCO2が発生します。
このCO2が温室効果ガスを助け、地球温暖化を進行させてしまいます。
さらに、77億人のうち8億人以上が貧困で苦しんでいる途上国の人々なのです。
食べ物に困っている人々に充分な栄養を与えられず、先進国の人々は余ったから、食べきれないからそれを捨てる。
まだ食べられる物を捨ててしまうのは非常に「もったいない」ことです。
Café&Meal MUJI ホテルメトロポリタン鎌倉では深刻なフードロスを削減するために考えられた当店独自の取り組みを行っております。
その名も、たべきるプレートです。
たべきるプレートがすがたを見せるときは、期日が迫っている食べ物がある時だけ。
毎回内容も変わりますので何が出るかはそのときのお楽しみ。
狙って食べに来ることは難しい、まさに神出鬼没のメニューなのです。
過去にお客様にお召し上がりいただいたたべきるプレート少しご紹介いたします。
パテが当日までの期限だったため、デリ3種とライスを添えたプレートに生まれ変わりました。
華やかな色合いのデリとジューシーなハンバーグに思わずおなかがすいてきてしまいます。
こちらは、以前朝食のメニューとしてお選びいただけたスクランブルエッグのたべきるプレートです。
朝食の在庫があった際、たべきるプレートとしてお召し上がりいただく機会がございました。
大きなベーコンが添えてあるだけで、まるで映画の中の主人公が食べていた料理のようです。
こちらは一昨日、たべきるプレートとして提供いたしました。
新しく朝食のメニューに入ったしらす丼定食です。
釜揚げしらすをほかほかごはんに乗せて召し上がれ。
大分生まれのごまだしと大根おろしの相性は抜群。ご飯が進みます。
フードロスは地球全体の大きな問題です。
明日は我が身、巡り巡って自分自身が栄養不足になる日もそう遠くはないかもしれません。
Café&Meal MUJIホテルメトロポリタン鎌倉にお越しいただいた際、たべきるプレートのメニューや看板が出ていたら、ぜひお召し上がりください。
地球のため、食材のため、未来のわたしたちのため、今できることを一緒に取り組んでいきましょう。
金曜日のおたより ウミ
【Café&Meal MUJI 鎌倉】
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