こんにちは。無印良品イオン多賀城です。
今週末に行われる無印良品つながる市 in 未来の杜せんだい
出店者紹介です。
福島県南相馬市小高区という地域の紹介と出店者様紹介です。
南相馬市小高区は震災の影響を受けて人も商店もゼロになった土地で
「地域の100の課題から、100のビジネスを創出する」を掲げた小高ワーカーズベースを
中心として多くの起業家が活躍している魅力ある地域です。
小高ワーカーズベースの本拠の「小高パイオニアヴィレッジ」の中にあるガラス工房が
今回出店頂く、iriser-イリゼ-です。
■iriser-イリゼ-
東日本大震災から5年間、誰も住んではいけなかった街、
福島県南相馬市小高区にあるハンドメイドガラスブランドです。
南相馬市で暮らす自分たちにしかつくれない想いをかたちにしよう。
そんな想いで、オリジナルアクセサリーブランド『iriser-イリゼ-』をスタートしました。
『iriser-イリゼ-』はフランス語で意味は「虹色にする」「虹色に輝く」。
震災や避難を乗り越え、前を向く女性たちが、
耐熱ガラスを酸素バーナーで溶かしながら、
“ランプワーカー”(ガラス職人)として作品を生み出します。
今日を生きるあなたと、商品を生み出すわたしたちが
自らの手で彩り輝けるような未来をつくれるように。
身に着けることで、前向きになれる。
そんなブランドを目指しています。
100の事業創出を加速させるため、プレーヤーを増やしたいと、起業家支援に乗り出し
南相馬市の協力を得て「ネクストコモンズ ラボ 南相馬」をスタートしました。
起業型の地域おこし活動を支援するもので、起業家として自由な発想の日本酒づくりに
挑戦されているのが、今回出店頂く、haccobaの皆さんです。
築50年の民家を改築した店内にはテーブル席があり、hacccobaがつくるお酒と食事を楽しむことができます。
気に入ったお酒は購入することができます。ショップとパブが併設したhaccobaは地元の人々がお酒を
通してコミュニケーションを深めることができる憩いの場になっています。
■haccoba
2021年2月に福島の小高というまちで誕生した酒蔵。
「酒づくりをもっと自由に」という思いのもと、ジャンルの垣根を超えた自由な酒づくりを行う。
日本酒にクラフトビールの製法をかけ合わせたお酒をメインで展開。かつてのどぶろくづくりにも通ずる、
クラフトビールの自由なカルチャーで日本酒を再編集することで、日本酒のフロンティアを切り拓いていく。
小高は駅舎のリノベーションに関わったり、つながる市にも出店頂いたり、これまで無印良品
と繋がりのあった地域です。今回の出店にあたり、再び小高に実際に足を運び、地元の方々に会ったり、光景をみてきました。
小高区は未来に向かって、新しいことにワクワクしながら取り組んでいる人たちが沢山いる魅力ある地域ということを再認識しました。
地域の課題を地元の人が解決する。誰かの手に自分たちの暮らしを委ねるのではなく、
自らの手でつくる姿がありました。
【現在】
そのような姿を小高区の子どもたちが見て育てば
【未来】
100以上の事業が、この地域に生まれるとそう思いました。
つながる市を通して、小高区のこと、ものづくりについて知って頂く機会になればうれしく思います。
春にはとってもきれいな桜が咲く地域です。
春、桜を見に足を運んでみてはいかがでしょうか。