こんにちは。
無印良品 ルビットパーク南草津です。
今回は昨日のおたよりでご紹介した『不揃い焼きいも』のお話です。
みなさん、無印良品では地域の食文化とともに受け継がれている、
地域野菜をつかった商品が、販売されているのはご存知でしょうか。
全国津々浦々その地域で育まれた地域の野菜をつかい、
生産者の方の活動や想いとともに産地から直接お届けしている商品です。
伝統野菜の難波ねぎをつかった『難波ねぎせんべい』や『難波ねぎアヒージョ』など。
これらの商品は、私たち無印良品のスタッフが、生産者の方の畑を訪問し、
お話をお伺いする中でうまれた商品なのです。
この度、これまでのご縁から、滋賀県甲賀市信楽町のさつまいもをつかった、
商品を店頭で販売することになりました。
今回はその生産者の方の畑をお伺いした様子をお伝えします。
訪れたのは南草津駅から30分くらいのところにある、滋賀県信楽町のマックスファームさん。
できるだけ自然に近い状態でさつまいもや自然薯を中心に栽培されています。
生産者の不破(ふわさん)にお話しをお伺いしたところ、災害が多いと言われている日本で、
備蓄でき、保管もしやすい作物をということで、
さつまいもや自然薯などの芋類を中心に育てることになったそうです。
さつまいもはすでに、昨年の秋に収穫されていたので、今回はじゃがいも畑を見せていただきました。
訪れた日は、じゃがいもを植える日で黒いビニールシートの中に種芋が植えられていました。
ビニールシートを敷くことで土の乾燥を防ぎ、土の水分が保たれ、苗が成長するのによい環境になるのだとか。
こちらが、昨年の秋に収穫されたシルクスイート。
生産者の不破さんの農作物作りへの一番の想いは、
皆さまの食卓に安心安全でおいしい作物を届けたいことです。
労力を惜しまず手間ひまかけて、微生物の力を借りた土地作りや、
できるだけ自然に近い状態での栽培に取り組んでおられます。
また、農薬には頼らず、作物の葉を食べにやってくる虫たちは、一匹一匹手で取り除き、
手間と時間をかけて丁寧に育てられています。
このような環境で育ったシルクスイートは、温度管理された倉庫でねかせることで、
糖度が上がり、やさしい自然な甘さに。
不破さんにおすすめの食べ方を教えていただきました。
一つめは焼き芋。
じっくり火を通した焼き芋は芋本来の甘さが味わえ、
ねっとりとした舌ざわりの安納芋はバターとの相性が抜群だとか。
二つめは、「さつまいものスムージー」。
ミキサーなどでさつまいもを攪拌し、さつまいものペーストを牛乳でのばしたもので、
砂糖を加えなくてもさつまいも本来の甘みが楽しめるそうですよ。
収穫に至るまで、手間ひまかけて大切に育てられたさつまいもは加工され、
私たちのもとへ届きます。
5月7日(土)ルビットパーク南草津のオープンの日には、
不破さんの畑で育ったシルクスイートをつかった「不揃い冷凍焼きいも」を
ルビットパーク南草津とアル・プラザ草津の店頭で販売します。
ぜひ、お楽しみに。
オープンまであと5日。
無印良品 ルビットパーク南草津