梅雨入りまであと1~2週間といったところでしょうか。
雨が降ると体の具合が悪くなることはありませんか。
湿気が多いときに不調が出やすいのは、
体の水の巡りに問題があるかもしれません。
中国伝統医学では、「同気相求」といい、
同じ性質のものはお互い求めやすいと考えられています。
類は友を呼ぶといったところでしょうか。
湿度が高いときは、外気に多くの水分がある状態です。
体に必要以上の水がある体質の方は「同気相求」の考え方の通り、
より悪い影響を受けやすくなるため、不調につながりやすいです。
湿気が強いときに体の不調を感じる方は、体の余分な水を抜くとよいでしょう。
薬膳では体の余分な水を抜くのにハトムギやトウモロコシの髭、舞茸などを用います。
また体を動かし、汗をかくことも効果的でしょう。
梅雨の季節がくる前にちょっと知っておくとよい養生のご紹介でした。
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