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【茅野】サーキュレーター 18畳用の方が消費電力が少ないってほんとう?

サーキュレーター

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2025/06/19

こんにちは、無印良品茅野です。

前回のおたよりでは、梅雨の湿気対策や部屋干し対策についてご紹介しました。

空気循環を高めるのも、洗濯物を乾かすのも、サーキュレーターを数時間つけっぱなしにしておく必要があります。
そこで気になるのが、消費電力です。

無印良品のサーキュレーターは6畳用と18畳用がありますが、実は18畳用の方が消費電力が低いこと、ご存じでしたか?
今回はその理由と、サーキュレーターを稼働するとどのくらいの電気料金が発生するか検証していこうと思います。


■消費電力の差は『モーター』にあり
 
サーキュレーター

サーキュレーターの消費電力は、モーターの違いが影響しています。

・モーターの種類
サーキュレーターのファンや首振り機能に、モーターが使われています。
モーターには、以下の2種類があります。

1.ACモーター(交流モーター)
DCモーターに比べて消費電力が高い

2.DCモーター(直流モーター)
ACモーターよりも消費電力を抑えることができる(省エネ性能が高い)


無印良品のサーキュレーターの場合、

6畳:ファンモーターはAC、首振りモーターはDC
18畳:ファンモーター、首振りモーターともにDC

18畳用はモーターがすべてDCになっているため、6畳用に比べて消費電力が少なくなっています。


■6畳用と18畳用の消費電力を比較
 
サーキュレーター


実際、どのくらい消費電力に差があるのでしょうか。

弱・中・強の運転モードのすべてにおいて、
およそ10W、18畳用の方が消費電力を抑えられる計算になります。


<弱運転>
6畳→17W(50Hz)、16W(60Hz)
18畳→7W(50・60Hz)


<中運転>
6畳→22W(50Hz)、24W(60Hz)
18畳→11W(50・60Hz)

 
<強運転>
6畳→25W(50Hz)、28W(60Hz)
18畳→15W(50・60Hz)

どの運転モードでも、18畳用の方が消費電力が少ないことが分かります。


■電気料金にするとどのくらい違う?
 
サーキュレーター

これらの消費電力の差を、電気料金に換算するとどのくらい違うのでしょうか。
算出してみると、特に弱運転~中運転時にはおよそ2倍の差があることが分かりました。

※1kWhあたり31円で計算

<弱運転>
・6畳
約0.53円/時間(50Hz)、約0.50円/時間(60Hz)

・18畳
約0.22円/時間(50Hz/60Hz)


<中運転>
・6畳
約0.69円/時間(50Hz)、約0.74円/時間(60Hz)

・18畳
約0.34円/時間


<強運転>
・6畳
約0.78円/時間(50Hz)、約0.87円/時間(60Hz)
 
・18畳
約0.46円/時間(50Hz/60Hz)



サーキュレーターの18畳用の方が、6畳用より価格は2,000円高いものの、消費電力を抑えることができ、3倍の範囲に対応しているという特長があります。

一方、6畳用は18畳用よりも本体がコンパクトで扱いやすいのがポイントです。脱衣所や部屋干しする場所など、限られた場所で使うのに向いています。


いかがでしたでしょうか。
サーキュレーター選びの参考になれば幸いです!




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