フードドライブ活動の一環として、2月中旬に横浜市内の無印良品スタッフ数名と【フードバンクかながわ】へ行ってきました。
横浜シーサイドライン「鳥浜駅」より5分ほど歩くと【フードバンクかながわ】のロゴがついた倉庫が見えてきます。
当日は日本の抱える食品ロスの問題や、それに対してのフードバンクかながわでの活動状況を伺いました。
神奈川県内の家庭から出される食品ロスは、おおよそ58%が食べ残しだそうです。(2019年度データより)
具体的な数字を聞くと、より具体的に、食べ切れる量を買う、食べ切れる量を作る、など普段の生活からちょっとした工夫で自分たちにできるアクションも浮かんできました。
その後、実際に横浜市内に23店舗で回収された食品仕分け・チェックのお手伝いをさせていただきました。
仕分けの際に種類ごとの分類や賞味期限を見ることはもちろんのこと、チョコレートやお菓子類の成分表示にお酒が含まれていないかなど、細かいところまで目を向け、食べ物を必要としている方に安心して届けられるように作業を行いました。
実際に無印良品の店舗でみなさんから受け取った食品の仕分けを担当したことで、想像以上に多くのフードドライブ品が集まっていて、たくさんのご支援への感謝と、支援が広がっていることを実感しました。
また支援先に届くまでの細かな手作業の大変さを知り、ボランティアさんの必要性を痛感すると同時に、基本的には無報酬で、「フードロスをなくしたい」「貧困をなくしたい」という思いから懸命に作業をされている皆さまの温かい気持ちにふれることができました。
「食べきれない」「もったいない」から「ありがとう」へのバトンをお預かりする寄贈食品を大切に、携わる方々への気持ちをもちながらつないでいこうと、想いを新たにしました。
体験させていただいたものはやさしい作業でしたが、ひたすらお米を小分けにしたり、仕分け作業を行ったりするというのは大変であると感じました。
しかし、その作業の先には支援を必要としている人の喜ぶ顔があり、誰かの生活を支えているということを実感できる体験であったと思います。食べきれる分だけの食材を購入する、無駄なく食べるなど、当たり前のことを改めて見つめなおすきっかけになりました。
日々の中で私たちが力になれる方法をこれからも考えていきながら、【フードドライブ】の活動を一人でも多くの方に知っていただき、ご協力いただけるようにこれからも積極的に活動へ参加していきたいと思います。
今回参加したようなフードドライブのボランティアは、お子さまから大人の方まで、一般の方の参加も可能です。
ご興味あるかたは
フードバンクかながわさんHPよりお問い合わせください。
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無印良品は現在、横浜市内に23店舗あり、全店でフードドライブ活動を行っています。
常設でフードドライブの回収箱を設置し、各店舗で無印良品のアプリMUJIpassportを通じて回収状況の報告を行っています。
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無印良品フォルテ横浜川和でもフードドライブの活動を行っております。
入り口左手、セルフレジの後ろに回収ボックスを設置しております。
これからも日常から食べ物の「もったいない」を、困っているだれかの「ありがとう」へ繋げられるように、フードドライブに継続的なご協力をお願いいたします。
ご不明点がございましたら、お気軽にスタッフにお声掛けください。
無印良品 フォルテ横浜川和