11月19日(土)にCafé&Meal MUJIで味噌づくり教室を開催しました。
講師にお招きしたのは、創業333年の老舗『糀屋雨風』十六代当主の豊田宣弘さん。
堺市西区津久野町に本店を構え、糀づくりを主に、その糀を使った味噌や甘酒などの発酵食品を製造販売されています。
当店では、フードコートで糀の量り売りや糀を使った様々なメニューを楽しめる、お馴染みの雨風さんです。
雨風さんの味噌づくり教室は、これまで数回開催していますがいつも大人気。味噌をつくる機会ってなかなかないですよね。
今回は味噌づくりが初めてで、おひとりでお申し込みくださった方がほとんどです。
大豆、生糀、塩とシンプルな材料でつくるのは、古くから堺に伝わる『堺味噌』。生糀の甘みと大豆の旨みがバランスよく配合されているとか。
まず最初に、生糀の入った袋に塩を加えて混ぜ合わせます。生糀は、地元堺でとれたお米からつくったものだそう。
次に、大豆を手のひらをギュッと押しつけてつぶしていきます。
「粒がわからなくなるくらいで大丈夫ですよ。つぶせたら、その中に生糀を入れていきましょう」と、手順を教えてくれる豊田さん。
「袋の中で混ぜ合わせたら、大豆をつぶした時のようにこねてください。しっとりするまでがんばってくださいね」
くり返しこねる作業は力仕事ですが、笑い声も聞こえるなごやかな雰囲気の中、みなさん楽しそうでした。
容器にうつして、空気が入らないように隙間なく平らに詰めていきます。
「味噌は空気にふれる部分からカビがはえるんですよ。しっかり手で押して空気を抜きながら詰めていきましょう」
仕上げに容器のふちについた味噌を拭き取り、表面をラップでフタをして作業は終了です。仕込んだ味噌は、3ヶ月熟成するのを待つのだそう。
味噌に関する話や自宅での保存方法など、豊田さんはみなさんの質問にも丁寧に答えながらたくさんお話をしてくださいました。
手づくりした味噌を使ってお料理をする日が待ち遠しいですね。
12月にも味噌づくり教室を開催します。ぜひご参加くださいね。
お申込みは
こちら
Instagramは
こちら
無印良品イオンモール堺北花田 2022.11.28