こんにちは、BOOKS2号です。
今週、読んでおすすめする本は『はたらくきほん100』です。
『はたらくきほん100』
出版社:マガジンハウス 著:松浦弥太郎、野尻哲也
松浦弥太郎さんのきほんシリーズ第三弾。
この本に出てくる弥太郎さんの言葉は、新しく社会に出る人だけでなく、みんなの背中をそっと押してくれます。

最近、仕事がうまくいかない日が続いていました。企画を考えても最終的には通らなかったり、仕事ができる同僚と比べられたり。自分では精一杯頑張っているつもりでも、なかなか周りには認めてもらえない。私はこんなに頑張っているのに!と悔しくなって、上司に相談しました。その時、こう言われたのです。「Mさん、仕事のしかたは考えないとだめだよ」と。
仕事のしかたってどう考えればいいんだろう。そう考えたとき、この本が頭に浮かびました。前に私とこの本に少しだけ登場した、退職するアルバイトスタッフへ贈った本です。読み進めていくうちに、忘れていた言葉を思い出しました。
「謙虚、素直、感謝。この三つの言葉は、これから社会人になるうえで大切な基本の言葉です。いつまでも忘れないでくださいね」
これは私が別の会社に勤めていたとき、新入社員研修で教えてもらったことです。
当時、高校を卒業したばかりだった私には、この言葉の意味なんてよくわからなかったけれど、今ではこの言葉を教えてくれた意味が分かる気がします。
初心に帰るという言葉がありますが、長く働いているとついつい忘れてしまったりすることがあります。この本を読みながら、仕事がうまくいかないわけを考えていたら、あぁ、きっと初心を忘れていたんだな。社会人になりたてのあの頃を思い出して、もっと頑張ろう。ってこの本に背中を押してもらいました。
「私とこの本」で紹介の本は、今日のずっといい言葉の黒板の下にあります。
ぜひお手にとって読んでみてくださいね。
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